ランボルギーニのDNAを決定づけた「カウンタック」。その先進的なフォルムに迫るショートムービーを公開 【動画】

ランボルギーニのDNAを決定づけた「カウンタック」。その先進的なフォルムに迫るショートムービーを公開 【動画】

Lamborghini Countach LP400

ランボルギーニ カウンタック LP400

現行モデルにも残るカウンタックの影響

アウトモビリ・ランボルギーニは、2021年にデビュー50周年を迎えた伝説のスーパーカー「カウンタック」のショートムービーを公開した。

カウンタックの独特でモダンなボディラインは、アヴェンタドール、ウラカン、シアン、そしてSUVのウルスなど、現行ラインアップに至るまで、すべてのランボルギーニのデザインに大きな影響を与えてきた。ランボルギーニのデザイン部門チェントロスティーレのトップを務めるミティア・ボルケルトは、ランボルギーニのアイコンとなったカウンタックについて次のように説明する。

「芸術作品の中には、時代を象徴する存在があります。カウンタックのフォルムもそのひとつと言えるでしょう。そのデザインは完璧なプロポーションで構成されており、非常にピュアで本質的なアプローチを特徴としています」

「最も印象的な特徴が、フロントとリヤセクションを視覚的につなぐ1本のラインです。スタイルの観点から見ると、このラインは他の部分が変更されたとしても、過去と現在を視覚的に連続させる要素となります。これこそ、完璧なインスピレーションと言えます。このインスピレーションは以降のランボルギーニの全デザインにおけるDNAです。その起源から、現在に至るまでの伝統的なスタイルとなりました」

躍動する70年代、ランボルギーニのDNAを決定づけた「カウンタック」の先進的なフォルム

ひと目で分かる独特のウエッジシェイプ

低くてワイドなカウンタックのフロントセクションは、ボンネットに刻まれた台形のキャラクターラインが特徴的となる。このラインはリヤのエンジンルームにも採り入れられていることから、遠くからでもひと目でカウンタックだと認識することができる。

低くてスクエアなパッセンジャーコンパートメントの形状は、この時代のスーパーカーの特徴である傾斜のキツいフロントガラスと組み合わされている。そして、このウエッジシェイプはカウンタックに続くさまざまなモデルのデザインにも影響を与えた。

ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドールと長年にわたって引き継がれてきたこのフォルムと、サイドウインドウの特徴的な切り込みにより、ランボルギーニは一見してそれとわかる存在になっていると言えるだろう。

躍動する70年代、ランボルギーニのDNAを決定づけた「カウンタック」の先進的なフォルム

独創的なデザインが数多く登場した1970年代

爆発的な創造性が多方面で花開いた1970年代、デザインの分野でもその後に大きな影響を与える傑作がいくつも登場した。米ソによる宇宙開発競争、近代的なコンピューターの開発によるハイテク時代の到来などもあり、70年代は世界中のデザイナーやクリエイターが相互にインスピレーションを与え合うダイナミックなムーブメントが発生している。

そんな中、71年にランボルギーニはカウンタックという時代に先駆けた未来的なスタイルを導入した。幾何学的なパターン、鮮やかな色の爆発などのファッショントレンド、個人主義の到来、ジェット・エイジ・・・。これらすべての要素がカウンタックのデザイナー、マルチェロ・ガンディーニのスタイルに影響を与えたという。

カウンタックはまた、創業者フェルッチオ・ランボルギーニの先進的なビジョンがあったからこそ登場したとも言えるだろう。彼は構想段階からこの革命的なプロジェクトへの強い信念を持っており、その強い想いこそが、今日のランボルギーニ製スーパースポーツへと受け継がれているのである。