レースで実践しているアップデート、パーソナライズを提供する「GRヤリス“モリゾウセレクション”」がKINTO限定で取扱い開始

■レースで培った「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能をアップデートで最適化

2021年6月7日、トヨタとKINTOは、顧客に合わせて最新のソフトウェアを反映させていく新商品「GRヤリス“モリゾウセレクション”」の取扱いをKINTOで開始すると発表しました。同商品は、“モリゾウ”こと豊田章男社長が立ち上げた「ROOKIE Racing」がレースで実践しているアップデートとパーソナライズを顧客にも提供するのが狙いです。

トヨタ S耐 カローラスポーツ
S耐に水素エンジンでのぞんでいるカローラスポーツ

「ROOKIE Racing」は、水素エンジンを搭載したカローラスポーツで、「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC富士SUPER TEC24時間レース」[2021年5月23日(土)~24日(日)]で完走を果たすなど、注目を集めています。

KINTO
「GRヤリス“モリゾウセレクション”」は、最上級の「GRヤリスRZ“High performance”」がベース

開始されるのは2022年春以降の予定で、技術進化が進むたびに顧客の愛車に反映させるサービス。アップデートの方法は、GRガレージ各店舗(一部除く)でアップデートが行われるそう。

技術革新に合わせて最新のソフトウェアを反映し、クルマの「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を最適化。また、レースシーンなどで使うようなアップデートだけを目指すのではなく、たとえば、街中で誰もが安心・安全な運転できるような(アップデート)姿が根底にあるそうです。

なお、具体的なメニューは、開始される来年春頃の公開予定としていて、費用はKINTOの月額利用料に含まれるそう(一部有料メニューあり)。

KINTO GRヤリス“モリゾウセレクション”
KINTOに加わるGRヤリス“モリゾウセレクション”の専用装備

「GRヤリス“モリゾウセレクション”」は、「GRヤリスRZ“High performance”」がベース。モリゾウや「ROOKIE Racing」にちなんだというデザインが随所に盛り込まれています。

主なメニューは、ウィンドシールドガラスにモリゾウサインが施されているのをはじめ、シートステッチ、コイルスプリング、ショックアブソーバーに「ROOKIE Racing」にちなんだ配色が採用されています。さらに、ホイールオーナメント、ドアスイッチベースに「ROOKIE Racing」ロゴを用意。

KINTO GRヤリス“モリゾウセレクション”
KINTOのGRヤリス“モリゾウセレクション”のインパネ

カラーバリエーションは、「プラチナホワイトパールマイカ」「エモーショナルレッドII」「プレシャスブラックパール」の3色展開となっています。

「GRヤリス“モリゾウセレクション”」の利用料金は、3年契約・月額54,340円(税込)から利用可能。なお、ボーナス併用払い「なし」の場合は、月額利用料8万1840円〜。

ボーナス併用払い「あり」で、ボーナス時5万5000円の場合は月額利用料7万2710円〜、同11万円の月額利用料は6万3470円〜、同16万5000円の場合は5万4340円〜。

KINTOでは顧客に合わせた「パーソナライズ」も検討中とのこと。顧客の走行データをもとに、一人ひとりに合わせてソフトウェアをカスタマイズし、「人」に寄り添ったクルマの進化を将来的に目指すとしています。

KINTO GRヤリス“モリゾウセレクション”
GRヤリス“モリゾウセレクション”の専用アルミホイール

レース現場での「アップデート/パーソナライズ」と「KINTO」という2つを組み合わせ、いわゆる「売りっぱなし」ではなく、最新のソフトウェアを反映し、顧客に寄り添って進化させていくことに挑戦すると表明しています。

KINTOは、先述のように「売りっぱなし」ではなく、常に最新の技術、サービスを提供するのに最適なビジネスモデルとしていて、顧客とつながりやすいサブスクリプション・サービスでもあることから、まずはKINTOからスタートすると説明されています(今後、GAZOO Racingやほかの車種に展開する可能性もあるようです)。

KINTO GRヤリス“モリゾウセレクション”
GRヤリス“モリゾウセレクション”に施されるモリゾウのサイン

KINTOは、GRヤリスを愛車として育てていきたいと考えているようで、同モデルに乗っていくのであればKINTOが用意するアップデート、パーソナライズは見逃せない選択肢といえそうです。

塚田 勝弘