豊田章男オーナー「やっと海で泳ぐことができますね!」WRCイタリアで勝利のチームを祝福

 WRC世界ラリー選手権第5戦イタリアが6月3日から6日にかけて行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組が優勝を果たし、総合2位に入ったエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組とともに今シーズン3度目のワン・ツー・フィニッシュをチームにもたらした。この結果を受けて、トヨタ自動車社長でTOYOTA GAZOO Racingのチームオーナーでもある豊田章男氏のコメントが発表されている。

 ヤリ-マティ・ラトバラ率いるチームはドライバー、マニュファクチャラー両選手権首位でこのラリー・イタリア・サルディニアに乗り込み、初日の不利な走行順やラリー全体で多くのアクシデントが発生なかでスピードと強さを発揮してみせ、最終的にオジエとエバンスがワン・ツー・フィニッシュを収めた。

 サルディニア島でのラリーでは競技終了後にウイナーチームによる海へのダイブが恒例行事となっており、今回はトヨタチームにその出番が回ってきた。今回発表された豊田オーナーのコメントはそのことにも触れながらチームの勝利を祝福し、さらなる活躍を期待するものとなっている。
 
 豊田章男チームオーナーのコメント全文は以下のとおりだ。

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チームのみんな、やっと海で泳ぐことができますね!おめでとう!
ワン・ツー・フィニッシュで飛び込めたからしょっぱい海水さえも最高の味に感じると思います。一昨年、私もそこの海辺にいました。

バスタオルと着替えも用意して、どうやって飛び込んだら安全かなんて考えていました。しかし、最終ステージでトップを走っていたヤリスが突然のスローダウン……ドライバーだったオィットには今でも申し訳なく思っています。

セブ、ジュリアン
エルフィン、スコット
君たちがあの難しいサルディニアの道を走りきってくれたおかげで、僕たちは海の水がこんなに美味しいということをはじめて知ることができます。みんなの走りに心から感謝します。そして、この2年間、クルマの信頼性を高め続けてくれたメンバーにも感謝しています。本当にありがとう!(と書きましたが、ゴールの場所が今までと変わっていましたね。もしかしてみんな飛び込んでないのかな?)

カッレとヨンネには申し訳ないことをしました。我々には、まだまだやるべきことが沢山残っていると思います。

ヤリ-マティ
海から上がって体を乾かしたら、またみんなと一緒にヤリスをもっと強いクルマにしていってください。よろしく頼みます!

次はケニア。我々にとっては未知の道。
ファンの皆さま引き続き、ご声援をよろしくお願いいたします。

追伸 ダンへ
クルマは直せばまた走れる。だけど君がいなかったら貴元は走れない。貴元もダンの体のことを第一に考えて、最後は無理せずゴールを目指す決断をしてくれたと思います。二人の決断に感謝。そして、とにかく健康第一!

勝利のダイブを味わったTOYOTA GAZOO Racing WRTのメンバーたち
勝利のダイブを味わったTOYOTA GAZOO Racing WRTのメンバーたち
海へ飛び込むセバスチャン・オジエ
海へ飛び込むセバスチャン・オジエ
表彰式の前から海に入る準備は整っていた
表彰式の前から海に入る準備は整っていた
海に飛び込み笑顔を見せるセバスチャン・オジエ。隣にはヤリ-マティ・ラトバラ代表の姿も
海に飛び込み笑顔を見せるセバスチャン・オジエ。隣にはヤリ-マティ・ラトバラ代表の姿も