「1200馬力の4ローターエンジン搭載!」リバティーウォーク作の魔改造S15シルビアがドリフトシーンを席巻!!

「1200馬力の4ローターエンジン搭載!」リバティーウォーク作の魔改造S15シルビアがドリフトシーンを席巻!!

テーマは“走るリバティーウォーク”!

圧巻のワイドボディ仕様も注目

2021年5月15〜16日に開催されたフォーミュラドリフトジャパン開幕戦(鈴鹿ツインサーキット)。この大会でデビューと同時に単走優勝、そして追走トーナメントでも5位に入賞するなどそのポテンシャルの高さを見せつけたのが、リバティーウォークのS15シルビア(ドライバー:日比野哲也選手)だ。

この超ワイドボディ仕様のS15シルビアは、元々リバティウォークが開催してきたプラモデルコンテスト『俺のリバティーウォーク』で総合1位に輝いた作品を実車化したもの。往年のスーパーシルエットを彷彿とさせるスタイルは圧巻の一言だが、この車両を製作する過程で加藤代表がイメージしたのがドリフトシーンで活躍する姿だったそう。

そこから計画を煮詰め、フォーミュラドリフトジャパンをターゲットに本格チューニングを開始。そして心臓部は、エクステリアに見合うオンリーワンの個性を求めて4ローターターボエンジンの搭載を決意した。

エンジンに関するカスタムやファブリケーションは、競技用4ローターマシンの実績が豊富な兵庫県の“TCPマジック”が担当。ロータリーエンジンは回転軸(エキセン軸)が高いため、搭載時の位置決めなどにはかなり苦労したそうだ。なお、パワースペックはマッドマイク号(FD3S)と同一のブリッジポート+ギャレットGTX3582Rタービン仕様。ハルテックのR5ECUにて制御を行ない、1200ps&95kgmという出力を引き出している。

ラジエターはファンと一緒にキャビン後方へ移設して重量配分を最適化。外気エアをコアへと効率よく導くために、ダクトを設置して取り込んでいる。燃料タンクはラディウムのレース用だ。

駆動系はホリンジャーの6速シーケンシャルドグからワンオフプロペラシャフトを経て、クイックチェンジに繋がるレイアウト。このクイックチェンジは、数分でファイナルギヤ交換が可能なため、競技ドリフト車両の間で装着率が高まっているパーツだ。

 

アームやナックルはワイズファブのV2ロックキットを装着し、驚異的な切れ角を実現。ショックアブソーバーの仕様やアライメント等も含め、今後もここらはさらにセットを煮詰めていくそうだ。

「日比野選手は最高のドライバーだけど、もうひとり若いドライバーを発掘して育ててみたいんだよね」とは加藤さん。その想いを実現するために、現在リバティーウォークでは2号機の製作手配も進めているそうだ。いずれはドライバーオーディションを行ない、次世代のヒーローを日比野選手と共に育てていきたいと強く語ってくれた。

往年の暴走族スタイルを現代にアレンジしつつ、最高峰の競技ドリフトに合わせたリファイン&チューニングも敢行した超大作。その姿はまさしくリバティーウォークのアイデンティティを示している。まさに最強だ。

●取材協力:リバティーウォーク TEL:0561-51-0001