最高出力を1350hpまで拡大! 80台限定のハイブリッドスーパースポーツ「ジンガー 21C」の最終生産仕様公開

最高出力を1350hpまで拡大! 80台限定のハイブリッドスーパースポーツ「ジンガー 21C」の最終生産仕様公開

Czinger 21C

ジンガー 21C

独自のAIによる設計・生産システムを活用

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に、AI生産システムを用いた車両開発を行うジンガー ビークルスは、同社初のハイブリッド・ハイパースポーツ「ジンガー 21C」の最終生産仕様を公開した。

80台が限定生産されるジンガー 21Cは、ジンガーが展開する「エクスクルーシブ・パフォーマンス・ビークル・シリーズ」の第1弾。21Cの開発の一部には、アディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーが活用された。この技術を用いて製造されたパーツは、AIによる設計で重量と性能が最適化されている。

同時にエクステリアやインテリアはハンドメイドで、美しく仕上げられる。ジンガー ビークルスは、この独創的な設計・開発技術が、将来的にはスーパースポーツだけでなく大量生産されるファミリーカーにも波及すると考えている。

最高出力が1350hpまで拡大、80台限定のハイブリッドスーパースポーツ「ジンガー 21C」の最終生産仕様を公開

1250hpのパワートレインは、さらに100hpのアップグレードも用意

ジンガー 21Cは、当初昨年のジュネーブ・モーターショーでの初公開を予定していたが、2020年3月に独自のデジタルワールドプレミアを実施。そこで発表されたプロトタイプから、今回大幅なアップデートが実施された。

2.88リッターV型8気筒ツインターボエンジンが後輪を駆動し、フロントホイールに2基の電気モーターを搭載したAWDシステムを採用。これに7速シーケンシャルトランスミッションが組み合わせられる。最高出力は1250hpを発揮し、乾燥重量が1240kgに留められたことで、パワーウェイトレシオは「1:1」を実現。また、100hpのアップグレードも用意されており、最高出力は1350hpまでアップすることも可能だ。

800Vの電気モーター・回生システムは、走行中は回生ブレーキと、V8エンジンに取り付けられたギヤドライブを用いたMGU(モーター・ジェネレーター・ユニット)によってバッテリーに電気エネルギーを充電。21Cに搭載されるV8ユニットは、カーボンリサイクル・メタノールを含む様々な燃料を使用できるように設計、モーターのみのゼロエミッション走行も可能だ。

最高出力が1350hpまで拡大、80台限定のハイブリッドスーパースポーツ「ジンガー 21C」の最終生産仕様を公開

最高速度は452km/h、0-100km/h加速は1.9秒を実現

低ドラッグ仕様となる「Vmax コンフィギュレーション」の最高速度は281mph(452km/h)にまで達する。ドライバーとパッセンジャーをセンターポジションに配置したタンデムレイアウトを採用することで究極の重量配分とエアロダイナミクスを実現した結果、0-100km/h加速は1.9秒、0-300km/h加速は8.5秒という、驚異的な加速性能を実現した。

今回のアップデートでは走行安定性を高めるべく、全幅を2050mmに拡大。ダウンフォースレベルは100mphで615kg、200mphで2500kg(ハイダウンフォース・コンフィギュレーション)となっている。

ジンガー 21Cは、特許を取得した「ヒューマン AI生産システム」に統合された最先端のテクノロジーツールを用いてロサンゼルスで設計、製造、生産を行う。このシステムには自動化されたAIベースの設計・最適化ソフトウェア、高精度自動組立システム、先進的なパフォーマンス・マテリアルの活用なども含まれている。

米国におけるホモロゲーションを取得した2つのスペックで展開され、軽量かつ高ダウンフォースが与えられたコーナリング仕様と、低ドラッグの高速走行仕様から選ぶことが可能。また、内外装に関してもハイレベルなパーソナライゼーション・プログラムが用意されている。