ロールス・ロイス、世界一高価なハチミツの養蜂家に8歳のポピー・リドルを任命

ロールス・ロイス、世界一高価なハチミツの養蜂家に8歳のポピー・リドルを任命

世界一高価なハチミツを生産するロールス・ロイス

ロールス・ロイスは、英国・ウェストサセックス州セルジーに住む8歳のポピー・リドル(Poppy Liddle)さんをグッドウッド養蜂場のジュニア・ビーキーパー(養蜂家)に任命した。ロールス・ロイスは世界で最も有名かつ高価なハチミツ「ロールス・ロイス・オブ・ハニー」を生産しており、グッドウッドの本社敷地内でイギリスミツバチを育成している。

ロールス・ロイスがジュニア・ビーキーパーの職を設けるのは今回が初。5月初旬にリドルが大切に育てていたミツバチの巣箱が何者かに盗まれたという、『チチェスター・オブザーバー』紙の記事を受けて今回の任命が行われた。

ロールス・ロイスのグローバルコミュニケーション・ディレクターであり、チーフビーキーパーを務めるリチャード・カーターは今回の人事について次のようにコメントした。

「大切な巣箱が盗まれたことを地元の新聞で知り、ポピーをグッドウッド養蜂場に招待しました。彼女は、ロールス・ロイス・モーター・カーズのジュニア・ビーキーパーに就任した初の人物となりました。彼女のミツバチに対する知識と愛情に私たちはとても感銘を受けました。秋にはポピーが再びグッドウッドを訪れて『ロールス・ロイス・オブ・ハニー』の収穫を手伝ってくれることを楽しみにしています」

ロールス・ロイス、巣箱を盗まれた8歳のポピー・リドルちゃんをグッドウッド養蜂場のジュニアビーキーパーに任命

 

ジュニア・ビーキーパーとして次の収穫に参加

5月14日、ロールス・ロイス ゴーストが、リドルが通う小学校へリドルファミリーを迎えに訪問。彼女たちはロールス・ロイスの本拠地であるグッドウッドへと向かった。そこでリドルはロールス・ロイスのビーキーパーであるジェイソン・ハンプトンと、巣箱で暮らす30万匹の従業員を紹介された。

その後、リドルにはロールス・ロイス初のジュニア・ビーキーパーであることを示す特別な証明書が、チーフ・ビーキーパーとグローバルコミュニケーション・ディレクターを兼任するリチャード・カーターのサイン入りで授与されている。最後にお土産としてロールス・ロイスのミツバチたちが作った「ロールス・ロイス・オブ・ハニー」の瓶をプレゼント。彼女は、2021年のハチミツが収穫される時期に、ふたたびロールス・ロイスの養蜂場へと戻ってくる予定だ。

ドバイに2拠点目となるロールス・ロイスの養蜂場も

ロールス・ロイスは、5月20日の「世界ミツバチの日(World Bee Day)」を記念し、ドバイに2拠点目となるロールス・ロイス養蜂場を立ち上げた。リドルはこの養蜂場に関しても、スタッフの一員として関わることになる。

ドバイの養蜂場はグッドウッドの養蜂場と同様に「ファントム」「ゴースト」「レイス」「ドーン」「カリナン」「スピリット・オブ・エクスタシー」と名付けられた6つの巣箱で構成。ドバイの気候に合わせて特別に設計された各巣箱には、約6万匹のミツバチが生息する。また、アブダビ農業・食品安全局から提供された女王蜂の「首長国女王(Emirati Queen)」が慈悲深く支配しているという。

「私たち自身が熱心な養蜂家ですから、ポピーが失ったものがどれほど大きな意味を持っているかをよく理解しています。奪われた巣箱を取り戻すことはできませんが、ポピーの新しい役割が彼女の気持ちをやすらげ、ミツバチとの関わりを楽しむ新たな機会となることを願っています」と、カーターは付け加えている。