メルセデスF1のボッタス、サマーブレイク前の去就決定を望むも「今は契約より優勝のことを考えている」

 9回のグランプリ優勝経験を持つバルテリ・ボッタスは、今は2022年以降のことよりも目の前のレースのことに集中していると話す一方で、8月初旬に夏休みが始まるまでに来季契約の状況を明確にしたいとの考えを示した。

 F1関係者の間では、ボッタスの将来についていくつかの予測がなされているが、多くの者が、メルセデスはボッタスとの契約を更新せず、2022年にはウイリアムズのジョージ・ラッセルを起用するものと考えている。

 一方で、おそらく残留するルイス・ハミルトンが、チームメイトとしてボッタスが残り、チームの安定が保たれることを望んでいるといわれ、メルセデスは現状を維持すると予測する向きもある。

 ボッタスは、早い段階で自身の将来についての見通しが明確になることを望んでいる。

「いつだって早い方が望ましい」とモナコでボッタスは語った。

「早く契約が決まったこともあるが、遅すぎたこともある。そのときは集中できなくなりそうだった」

「でも正直なところ、僕はまだ契約については考えていない。それが正直な答えだ」
「今は目の前のレースに集中しているんだ。話し合いを始めるタイミングは、そのうちやってくるだろう」

 ハミルトンは今シーズンここまでの5戦のうち3戦で優勝しているが、ボッタスは今年まだ表彰台の最上段に立っていない。ボッタスには今年不運が続き、2回リタイアを喫したため、5戦終了時点でランキング4位に沈んでいる。

2021年F1第5戦モナコGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピット作業でトラブル
2021年F1第5戦モナコGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピット作業でトラブル

 ボッタスは、サマーブレイク前には2022年のプランをはっきりさせることを望んでいる。それまでにメルセデスと6年目以降の契約を結ぶためには、あと6戦でチーム上層部を納得させる結果を出す必要がある。

「僕の場合、将来を決める期限は、通常は8月の休みだ」とボッタスは語った。

「でも、まだそのことについて考えたくはない。今はとにかく優勝したい。それが現時点で唯一、僕の頭のなかにあることだ」