横浜ゴム 2021ニュルブルクリンク24時間レース 予選レースレポート

【NLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)24時間レース予選レース/ドイツ・ニュルブルクリンク】

横浜ゴムがパートナーシップ契約を締結しているドイツのBMWカスタマーチームワーケンホルスト・モータースポーツが、世界的な耐久レース『第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)』の予選大会においてSP10クラスで優勝!

 2021年6月3日~6日に開催予定の第49回目を迎えるニュルブルクリンク24時間耐久レースについて、5月8日~9日に24時間レースの予選となる6時間耐久レースが開催されました。ワーケンホルスト・モータースポーツからヨコハマタイヤを装着して参戦するのは、3台のBMW M6 GT3に1台のBMW M4 GT4を加えた計4台。
 
 BMW M6 GT3のドライバーラインアップは100号車がヘンリー・ワーケンホースト/フリードリヒ・フォン・ボーレン/イェルク・ブロイアー/アンドレアス・ジーグラー。101号車がデイビッド・ピタード/ベン・タック、そして102号車がヨルグ・ミューラー/サミ-マティ・トロゲン/ヤクブ・ギエルマジアック。BMW M4 GT4はゼッケン74で、ランス・ボチェッリ/デイビッド・ティレニウス/チャーリー・ポスティンがステアリングを握りました。
 
 101号車は11列目のグリッドから、ピタードがスタート。しかし1時間ほどが経過した時点でトランスミッションにトラブルが生じてピットインを余儀なくされてしまいます。チームは諦めることなくメカニックが総力をあげて修復、30分ほどで戦列に復帰させました。
 
 102号車は25番手スタートからポジションを上げて18位でフィニッシュ、101号車と100号車は完走というリザルトを残せませんでしたが、データを収集するなど、チームは24時間レースに向けて有用なテストの場と位置づけました。とくにニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)前戦からチームに加わったタックは「望んでいた結果ではないが、自分にとっては24時間レースに向けた練習として、チームにとってはデータ収集に有益な一日だった」と前向きな成果を得られたと語りました。
 
 一方、GT4マシンで争われるSP10クラスは74号車BMW M4 GT4が、同クラスで1周差をつけて優勝を飾り、それぞれ24時間レースに向けて収穫のある内容となりました。

ワーケンホルスト・モータースポーツの102号車BMW M6 GT3
ワーケンホルスト・モータースポーツの102号車BMW M6 GT3

■ドライバーコメント

●ランス・ボチェッリ(#74 BMW M4 GT4)

「世界でもっとも過酷なレースサーキットで勝利を収めることは素晴らしい成果であり想像以上の達成感がある。唯一の心残りは、コロナの制限のために観客がいなかったことだ」

「通常、ニュルのファンは、この場所をさらに特別なものにする、非常に高いレベルの熱意をもたらす。無観客でしたが、ワーケンホルストチームは、温かく居心地の良い雰囲気を作り出してくれた」

「彼らはまた、私とチームメイトのチャーリーとデビッドに完璧な車両を提供した。BMWは本当に素晴らしい車両を作ったし、ヨコハマタイヤの性能の一貫性にも驚かされたよ。タイヤは複数のスティントを通して安定したグリップがあったんだ。この勝利を可能にしてくれたワーケンホルスト、ヨコハマタイヤ、BMWに感謝している」

●チャーリー・ポスティン(#74BMW M4 GT4)

「素晴らしい週末だった。レースでトラブルのないことはめったにないが、今年の予選レースは、ほぼ完璧に近いものだったと思う」

「通常、(ニュルブルクリンク)北コースでのレースは非常に厳しいものであり、この6時間の予選レースも例外ではなかったが、ヨコハマタイヤの安定したパフォーマンスと一貫性により、私もチームメイトもレース開始から終了まで、この難しいコースに集中することができた」

「今週末は良い結果を残すことができた。来月もヨコハマタイヤとともに、この成功を繰り返すことができればうれしいね」

●デイビッド・ティレニウス(#74BMW M4 GT4)

「コロナウイルスの世界的な感染拡大のため、2019年8月からニュルブルクリンクに来ていなかった。だからこのサーキットで新しいチーム、新しいチームメイトと、これまで運転したことのない車両でのクラス優勝という結果は、私の予想を遥かに超えていた」

「ワーケンホルストは素晴らしい車両を提供してくれた。チャーリーとランスは素晴らしいスティントを運転し、また今回ヨコハマタイヤとの関係を再構築できてうれしく思っている」

「1990年代に僕はヨコハマタイヤでフォーミュラカーレースを始めたんだ。僕にとってのニュル24時間レース唯一の完走は2017年であり、その際にもヨコハマタイヤを使用していた」

「今回の予選レースでもタイヤは見事に機能し、レースを通じて素晴らしいグリップとフィードバックをもたらしてくれた。6月の24時間レースが待ちきれないよ」