ピレリのランフラットタイヤ、20年・1000種類に渡る進化の軌跡

ピレリのランフラットタイヤ、20年・1000種類に渡る進化の軌跡

20年間で、1000種類のランフラットタイヤを開発

もともとは軍事用途を視野に入れた戦闘車両の専用タイヤとして発展してきたランフラットタイヤ。その後、年月を重ねるごとに改良が加えられたことにより、いまや乗用車タイヤの世界においても、多くのモデルに新車装着の純正タイヤとして選ばれるほどの市民権を得ている。

ピレリは、2001年に製品実用化して以来、ラリーフィールドから得た多くの知見やノウハウを注いだランフラットタイヤを多くの国や地域に提供している。過去20年で1000種類を超える製品を投入し、累計で7000万本を超えるランフラットタイヤを製造してきたタイヤメーカーでもある。

ランフラットタイヤイメージ

パンクした状態でも80km/hかつ80kmの走行が可能

その大きな特徴として挙げられるのが、タイヤの基本性能である“快適性”と、ランフラットタイヤに求められる“堅牢性”や“信頼性”に優れる点だ。「MIRS」と名付けられたコンピューター制御と産業ロボットを駆使して製造されるランフラットタイヤは、タイヤ製品に必須な高い品質と信頼性を持つことに加えて、ランフラットタイヤのサイドウォールの内側に特別な強化素材を用いる製法により、タイヤ空気圧が無い状態においてもタイヤへの荷重を支えることを可能としている。

この卓越したランフラット・テクノロジーを持つタイヤは、パンクした状態でも最高速度80km/hで80kmもの距離を走行することが可能であり、安全な場所へ移動してからタイヤ交換をすることができるメリットを持っている。

ランフラットタイヤロゴ

50車種以上のモデルに純正タイヤとして採用

仮にタイヤの空気圧を失ってしまっても、近くのタイヤディーラーまで安全に走行できるアドバンテージは、アウディやBMW、メルセデス・ベンツ、アルファロメオを中心とした自動車メーカーからも高く評価されており、これまでOEタイヤとして各社に採用されている。

なお、ピレリのランフラットタイヤを純正採用するモデルは50種以上。採用モデルのタイヤのサイドウォールには、OEタイヤであることを示すマーキングと共に“RUN FLAT”のマーキングも施されている。今後普及が急速に進むことが確実視されている“EV”や“自動運転車”に向けても製品開発を進めるなど、さらなる進化が期待できそうだ。

【問い合わせ】
ピレリ ジャパン
TEL 0120-29-3332