ランド・ノリス、マクラーレンF1と複数年契約を締結。2022年以降もリカルドとのペアを継続へ

 5月19日(水)、マクラーレンF1チームは、ランド・ノリスと複数年契約を締結したことを発表した。

 現在21歳のノリスは、2017年にテスト兼シミュレータードライバーとしてマクラーレンに加入。2018年にはテスト&リザーブドライバーに就任し、FIA-F2に参戦しながらF1のフリー走行にも参加した。

 2019年にF1への昇格を果たすと、2年目の2020年シーズンはコロナ禍で大きくカレンダーが変更されたが、ノリスは第1戦オーストリアGPで初の表彰台を獲得した。以降も安定して入賞を重ね、ドライバーズランキングでは9位という成績を残し、コンストラクターズ選手権3位を獲得したマクラーレンに大きく貢献した。2021年も序盤から速さを見せ、第2戦エミリア・ロマーニャGPで3位に入賞している。

2020年F1第1戦オーストリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2020年F1第1戦オーストリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 マクラーレンとの契約延長について、ノリスは以下のようにコメントを寄せた。

「2022年以降も僕とマクラーレンの関係を延長できることを本当に嬉しく思っている。このチームには約5年間所属しているので、ここでは家族の一員のように感じているし、他の場所で次のキャリアをスタートさせるなんて考えられない。マクラーレンは、僕がジュニアカテゴリーに参戦していた頃から非常に大きなサポートをしてくれて、僕はドライバーとして学び、成長することをとても楽しんできた」

「マクラーレンに対する僕の責任は明確だ。僕の目標はレースで勝ってF1チャンピオンになることで、僕はそれをこのチームで達成したい。2017年にチームに加わって以降、僕たちの進歩は一貫しており、共に将来に向けた明確な野望がある」

「当初から僕を信頼してくれたことについてザク(・ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)とアンドレアス(・ザイドル/チーム代表)に感謝したい。それから僕がキャリアを継続するためにこのような力強い環境を与えてくれたチーム全体にも感謝している。僕たちはすでに信じられないような素晴らしい瞬間を一緒に過ごしてきたし、2度の表彰台と選手権3位というのは決して忘れない。ダニエル(・リカルド)をはじめとするチームのみんなと一緒に、この先数年もさらなる成功を目指して進んでいくことを楽しみにしている」

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 今回の発表により、マクラーレンは2022年以降もノリスとリカルドのラインアップを継続することになる。今季からマクラーレンの一員となったリカルドは、すでにチームと長期契約を結んでいる。

 チーム代表のザイドルは、ドライバーとしてのノリスの成長は明確であり、契約延長は難しいことではなかったと述べた。

「マクラーレンでのランドの長期的な将来を確定させるという我々の決断は、非常に単純なものだ。ランドは自身のパフォーマンスで我々に好印象を与え、それ以来ドライバーとしての彼の進歩も明らかだった。我々がパフォーマンスを取り戻す計画において彼は不可欠な存在であり、2回の表彰台を獲得したという記録は、彼がコース上で手強いドライバーだということを示している」

「彼のように、我々にも共に将来に向けた野望がある。ランドとチームのためにも、この旅を続けられることを嬉しく思っている」