インディカー初ポール獲得のロマン・グロージャン「アメージングだ」

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第5戦GMRグランプリ。F1から転向し、2021年からインディカーに参戦しているロマン・グロージャンが参戦3戦目にしてインディカー初ポールポジションを獲得した。

 F1を10シーズン戦い、2021年からデイル・コイン・レーシング・ウィズ・RWRからインディカーに参戦するグロージャン。

 開幕戦アラバマでは、ポールポジションを決めるQ3ファイアストン・ファストシックスまであと一歩の7番手と迫ったグロージャン。決勝では10位入賞を果たした。

 続くストリートコースの第2戦セント・ピーターズバーグではQ1で敗退し予選18番手となったグロージャン。

 オーバルレースは参戦しないため、このインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース戦が自身3度目のインディカーレースとなる。

 プラクティスでは、1回目が5番手、2回目が7番手と好発進を見せたグロージャン。

 予選Q1は、強豪ドライバーがそろったグループ2で出走すると5番手でQ2へ進出。Q2でもタイムを更新したグロージャンは3番手を獲得。自身初のQ3進出を果たす。

 ポールポジションを決めるQ3ファストシックスで、トリコロール旋風はさらに強さを見せる。

 いち早くトラックへと飛び出し、アタックを始めたグロージャン。Q2のタイムを上回る1分09秒4396を2周目に記録する。

初Q3進出から一気にポールポジション獲得となったロマン・グロージャン

 チャンピオン経験者のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)や今季注目のアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)らがアタックをみせるもグロージャンのタイムには届かず、グロージャンは参戦3戦目にしてインディカー初ポールポジションを獲得した。

「アメージングだ!」とグロージャンはコメント。

「(Q1で)自分が走行するグループを見た時、あぁ最初のセッションを抜け出せば大丈夫だと思ったんだ。実際、通過することができた」

「最後の数周、僕たちは乗っていたよ。なんて日だろうね。ここしばらくでいちばん幸せだよ」とグロージャン。

 オーナーのデイル・コインも2018年以来のポール獲得を喜ぶ。

「彼の経歴を見れば、F1に入る前から素晴らしいよ。F1はチームのパフォーマンスの問題があるけれど、彼がレースを勝つことができ、ポールポジションを獲得できることを我々は知っていた。今日、彼はそれを証明したんだ」とデイル・コインはコメントしている。