カレンダー変更がグロージャンのメルセデスF1デモランに影響。フランスGP決勝での走行は中止、テストデーのみに

 メルセデスF1チームは、2021年F1フランスGPの決勝日にロマン・グロージャンにW10でのデモランの機会を提供する予定だったが、フランスGPの日程が変更されたことにより、このプランは実現できなくなった。ポール・リカールでのテスト走行は予定どおり行われる。

 グロージャンは、2020年バーレーンGPでの激しいクラッシュの影響で、最後の2戦に出場できないままF1を去り、インディカーに転向した。F1での最後の思い出が大アクシデントになることを避けたいというグロージャンの願いを受け、メルセデスは2019年のタイトル獲得マシンW10での走行の機会を提供することを決めた。

ロマン・グロージャンがメルセデスF1テストの準備
ロマン・グロージャンがメルセデスF1テストの準備

 今月初めの発表では、グロージャンの母国フランスのグランプリ決勝日6月27日にデモラン、その2日後の6月29日にフランスGPの舞台ポール・リカール・サーキットでテスト走行を行うという計画だった。

 しかしF1は5月14日、カレンダー変更を発表、トルコGP中止に伴い、フランスGPが1週早く6月18日から20日に開催されることが明らかになった。しかしこの週末にはインディカー第9戦が開催されるため、グロージャンはF1の現場を訪れることができない。メルセデスは、グロージャンのグランプリウイークエンドの走行は中止せざるを得なくなったが、6月29日の走行は予定どおりに実施すると述べている。

「W10での丸一日にわたるテストは実施される予定であり、このプランに変更はない。ただ、フランスGP日曜のデモ走行は、カレンダー変更により不可能になった」とメルセデスはSNSを通してコメントした。