ダカールラリー、2022年のルート発表。3度目のサウジアラビア大会は1月2~14日開催

 ダカールラリーを運営するASOアモリ・スポーツ・オーガニゼーションは5月11日、44回目を数える2022年のダカールラリー開催概要を発表し、同大会の暫定ルートを公開した。

 2020年と2021年に引き続き、中東のサウジアラビアで開催される2022年大会は1月2日に開幕、同月14日に最終日を迎える。

 ステファン・ペテランセル(Xレイド・ミニJCWチーム)が自身14度目の優勝を果たした2021年は、西部のジェッダを起点にアラビア半島の中央部を反時計回りに1周してジェッダに戻るルートが取られたが、次回大会ではスタート地点が北部のハイルへと移動する。

 今季はラリーの休息地となったハイルでは12月30日から1月1日にかけて車検が行われ、1日にはプロローグと通常のラリーでは“セレモニアル・スタート”にあたるスタート・ポディウムが実施される予定だ。

 ラリーは2日、ハイルでスタートが切られると2021年とは逆の時計回りで進路を東に取る。その後、南東方向へ進んだルートは一転して北西に進路を変えサウジアラビアの首都リヤドへ。競技者たちは1月8日、同地で休息日を迎える。

 後半戦はふたたび同国の南部へと足を向け、終盤は山岳地帯に突入。14日の競技最終日に、紅海に面する都市ジェッダで約8000kmにおよぶ長いラリーの終わりを迎えることになる。

 砂丘や峡谷、海岸線に山岳エリアと多様性に富むさまざまなステージが設定されるなか、ラリーではふたつの“ループステージ”が用意されサポートチームが作業に集中する機会が提供されるという。

 その一方で難関の“マラソンステージ”も継続して設定された。ラリーレイドにおける重要な要素である、クルマとフィジカルの管理が試されるこのステージはサポートチームの助けを受けずに2日続けてラリーを続けなれけばならないもの。2022年は世界最大級の砂漠であるルブアルハリ砂漠でこのマラソンステージが行われる。

 ナビゲーションは今季と同様に電子ロードブックを採用。この他、2022年大会は化石燃料に代わる代替エネルギーを動力源とする車両でのコンテストの出発点に位置づけられ、低炭素排出プロトタイプカーを対象としたT1-Eカテゴリーが新設された。まずはアウディの電動SUVプロトタイプがこのクラスに登場する予定だ。

5月11日に発表されたダカールラリー2022の暫定ルート
5月11日に発表されたダカールラリー2022の暫定ルート
2021年のダカールラリーで優勝したXレイド・ミニJCWチームのミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー(ステファン・ペテランセル/エドワード・ブルジェ組)
2021年のダカールラリーで優勝したXレイド・ミニJCWチームのミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー(ステファン・ペテランセル/エドワード・ブルジェ組)