昨年のインディ500ウイナー佐藤琢磨がIMSのゲートバナーに「連覇を狙えるのは僕だけ」

 5月5日、インディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)のメインゲートで、佐藤琢磨が出席して、メインゲートバナーのアンベイルが行われた。

 IMSでは毎年5月になると前年度のインディ500ウイナーがいろいろなプロモーションに参加する。

 インディアナ市内の看板や空港もインディ500一色になり、レースチケットなど至るところに前年度のインディ500ウイナーが顔を出す。

 つまり2021年は、昨年のインディ500ウイナーである佐藤琢磨の顔が、インディアナ州のあらゆるところで露出するわけだ。

 このメインゲートのバナーもその一環で、今年はミルクを飲む琢磨の顔が大きく描かれて掲出された。

 アンベイルのセレモニーはバナーのモデルとなったドライバーが、クレーンで最上段に行きバナーの最後のフックをかけるのが慣例。琢磨もハーネスを締めてクレーンで上がり、サムアップをしてフックをかけてきた。

 琢磨がこのゲートのバナーになるのは、初制覇を遂げた2017年の翌年2018年に続いて2回目だ。この年もインディアナポリスの空港や市内の看板、レースのチケットと琢磨一色だった。

2018年のゲートバナー
2018年のゲートバナー

 今年のレースチケットは琢磨が頭からミルクをかぶる瞬間のもので、バナーはごくごくとミルクを飲み干している瞬間のものだった。いずれにしろウイナーが味わう最高の一瞬が、翌年ファンをスピードウェイに呼び込むのである。

 アンベイルには地元メディア、TVも駆けつけて、その日のうちにこの様子をオンエア。地元インディアナのTVの機動力は俊敏だ。

 ひと通りメディア応対が終わった後に、日本のファンに向けてのメッセージもSNSを通してレイホール・レターマン・ラニガンのチームから発信された。

「2018年に続いてこのゲート2のバナーにしてもらったのは2回目ですが、うれしいですね。Month of Mayになると、チームの関係者やファンの皆さんも、みんなここを通ってスピードウエイにやってきます。そこでこうやって見てもらえるのは嬉しいですね」

「昨年はパンデミックが起きてしまって、ファンの皆さんは入れなかったんですけど、今年は40%ですがファンを入れてレースができることになりました」

「もうインディ500まで数週間。ここまでちゃんと準備してきたつもりですし、インディ500の連覇を狙えるのは、僕しかいませんから、精一杯頑張るつもりです。せひ応援してください」と琢磨はコメント。

 まずは5月15日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース戦が行われ、5月18日よりインディ500のプラクティスがスタート。そして決勝レースは5月30日に開催される予定だ。

バナーのアンベイルセレモニーでクレーンに乗る佐藤琢磨
バナーのアンベイルセレモニーでクレーンに乗る佐藤琢磨