オリバー・ソルベルグ、第5戦イタリアにふたたびヒュンダイi20クーペWRCで参戦へ

 WRC世界ラリー選手権チャンピオンのペター・ソルベルグを父に持つオリバー・ソルベルグが6月3~6日、地中海のサルディニア島で行われる今季第5戦イタリアで、ふたたびヒュンダイi20クーペWRCをドライブすることがアナウンスされた。

 今シーズン、ヒュンダイ陣営に加入しWRC2クラスを中心に戦っているオリバーは、2019年のWRCラリーGBで世界選手権にデビューし、翌年のエストニアでWRC3クラス優勝を飾った。また同年のヨーロピアン・ラリー選手権ではERC1ジュニアタイトルを獲得するなど順調にそのキャリアを積み重ねている。

 そんな19歳の彼は2021年シーズン、新型コロナウイルスの影響で開催中止となったスウェーデンの代替戦として行われた第2戦アークティック・ラリー・フィンランドで、ヒュンダイのWRカーであるi20クーペWRCをドライブ。自身初となるWRカーでのラリー参戦にもかかわらずSS3番手タイムを記録したほか、WRCクラス初参戦で総合7位に入ってみせた。

 周囲の期待も自然と高まる若きラリードライバーは、次戦ポルトガル(5月20~23日)ではWRC2クラスのヒュンダイi20 R5に乗り込むが、その2週間後イタリアで開催されるシーズン第5戦でふたたびWRCクラスに参戦することが決まった。

 2度目のチャンスを得たオリバーは自身のTwitterを更新し、「ラリー・イタリアでヒュンダイi20クーペWRCに戻ることを発表することができ、とても興奮している!」とコメント。

「アークティック・ラリー・フィンランドの終了後にクルマを降りて以来、僕はWRカーに戻ることを切望していた。その機会がすぐにやってきて本当にうれしいよ」

 オリバーが最高峰クラスに参戦するWRCイタリアに向け、ヒュンダイ・モータースポーツはレギュラー3台のラインアップもあわせて発表している。第2戦のウイナーであるオット・タナクと、第3戦クロアチア終了時点でランキング2位につけているティエリー・ヌービルは不動だ。

 一方、ラウンド毎にドライバー入れ替えている3台目のドライバーにはダニ・ソルドが起用された。今月2日に38歳の誕生日を迎えたソルドは開幕戦モンテカルロ以来、3戦ぶりの登場となる予定だ。

開幕戦モンテカルロ以来の登場となるダニ・ソルド
開幕戦モンテカルロ以来の登場となるダニ・ソルド
オリバー・ソルベルグ駆るヒュンダイi20クーペWRC WRC第2戦アークティック・ラリー・フィンランド
オリバー・ソルベルグ駆るヒュンダイi20クーペWRC WRC第2戦アークティック・ラリー・フィンランド