インテリアの質感と使い勝手を大きく高めたメガーヌ R.S./メガーヌR.S.トロフィー

■速さと快適さを兼ね備えたFFホットハッチの熟成が進む

2021年3月4日から販売が開始されたメガーヌ ルノー・スポール(R.S.)とメガーヌ ルノー・スポール(R.S.)トロフィーのマイナーチェンジ版モデル。

メガーヌ ルノー・スポール
メガーヌR.S.トロフィーのエクステリア

新型は、素のメガーヌR.S.が最高出力をトロフィーと同じ300psに引き上げられています。新型メガーヌR.S.には、ほかにもスポーツエキゾースト(アクティブバルブ付)、滑りにくく上質なナッパレザー/アルカンターラステアリングを新たに装備。

メガーヌ ルノー・スポール
メガーヌR.S. のエクステリア

さらに、メガーヌR.S.、メガーヌR.S.トロフィー共通の装備として、アダプティブクルーズコントロール(デュアルクラッチトランスミッションのEDCは、ストップ&ゴー機能付)、歩行者検知機能付の衝突被害軽減ブレーキ、交通標識認識、オートホールド機能(電動パーキングブレーキのみ)、マルチメディアシステムのイージーリンク、後席用USBポート(2つ)、ダイヤル式エアコンコントロールなどが新たに備わり、インテリアの質感と使い勝手の向上、安全性などが引き上げられています。

メガーヌ ルノー・スポール
メガーヌR.S.のインパネ

一方のエクステリアもLEDヘッドライト、LEDリヤランプ、シーケンシャルウインカー、フロントのR.S.ロゴのデザインが変更され、リフレッシュされています。

メガーヌR.S.、メガーヌR.S.トロフィーは、ユーザーの年齢も年々上がっているそうで、とくに乗り心地の向上は、こうした状況も踏まえて念入りにされている印象を受けます。

メガーヌ ルノー・スポール
ステアリングには新たにアルカンターラが使われている

なお、乗降性や居住性はマイナーチェンジなので基本的に変わっていません。素のメガーヌR.S.は、トロフィーのレカロ製フロントバケットシートよりも乗り降りは楽な姿勢で行えます。それでいながら十分なフォールド性を箱根ターンパイクでも確認できました。

メガーヌ ルノー・スポール
トロフィー(MT)のシフトレバー

後席は、前席座面下に足がほとんど入らないものの、Cセグメントにふさわしい実用的な空間が確保されています。大人4人が無理なく座れるパッケージングといえそう。

なお、今回のプレス向け試乗会では、試乗車としてメガーヌR.S.のEDC仕様(464万円)が用意されていましたが、さらに、撮影用車両としてメガーヌR.S.トロフィーのMTモデルも用意されていました。

トロフィーは、19インチアロイホイール「TROPHY」、トルセンLSD、シャーシカップと呼ぶ足まわり、前輪アルミ製ハブ、鋳鉄製355mmベンチレーテッドディスク、ブレンボ製レッドフロントブレーキキャリパー、レカロ製フロントバケットシート(アルカンターラ)などが備わり、MT仕様は494万円、EDC(デュアルクラッチトランスミッション)は、504万円となっています。

メガーヌ ルノー・スポール
アダプティブクルーズコントロールのスイッチ

ボディカラーは、撮影用車両の「ジョン シリウス・メタリック」、試乗車の「オランジュ トニック・メタリック」「ブラン ナクレ・メタリック」「グリ チタニウム・メタリック」が設定されています。

(文/写真 塚田勝弘