【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■最終夜 まとめ

10泊11日車中泊を終えて

■■結論■■

“フラットは正義”だけど、クルマに合わせた工夫で変わる

車中泊 インプレ キャンプ アウトドア ミニバン 軽自動車 SUV かすみがうら MTB ドッグラン

今回の企画をやるために、2月20日から3月2日まで、合計10泊11日間、茨城県のキャンプ場「かすみがうらドッグ&MTBパーク」にて、車中泊のみで過ごしてみたが、結論として分かったことは、車内でくつろぐという要素を省き、本当に寝ることだけを考えるならば、車内高はさほど重要ではなく、寝るためのスペースがいかにフラットで、いかに余計な凹凸がないかが重要だった。

結果的にどのクルマがもっとも快眠できたか。車中泊向けに架装されたノアMU、NV350キャラバン マルチベッドを除けば、マツダ6ワゴンだった。

シート背面の傾斜はあるものの、寝る面に凹凸がないマツダ6ワゴンのフラットスペース。車内でくつろぐクルマではないが、寝ることだけで評価するならば、かなり快適なクルマだ。

マツダ6ワゴンで快眠できた理由はいくつかあるが、まずしっかりと足を伸ばせるフラットスペース長(マツダ6ワゴンの場合約180センチ)が取れたこと。本企画を始める前は、長さが足りなくてもヒザを曲げれば平気ではと思っていたが、伸ばせる状況にある中で時折ヒザを曲げるのと、まったく伸ばせない状況ではストレスが大きく違った。

そして、次に寝るスペースに凹凸がなかったこと。ラゲッジフロアと後席のシートバックを寝る面として使うので、例えば座面や背面のような凹凸がなく、横になった際に「ちょっと嫌だな」と気になる部分がなかったのだ。

これが実はかなり重要で、いかに広いスペースを取れたとしても、その場所にボコボコと段差があったり、部分的に硬い面があったり、例えば腰周りを局所的に持ち上げられるような起伏があると、途端に寝にくいと思ってしまう。

マツダ6ワゴンの場合、後席を前倒しするので、完全なフラットではなく、シート背面部分は傾斜が付くが、ラゲッジフロアから滑らかに繋がる傾斜は実はさほど苦ではなく、ちょうど腰から上部分がやや傾く程度なので、むしろ心地良かった。

今回、ミニバン、ステーションワゴン、SUV、軽自動車などあらゆるクルマを試してみたが、マツダ6ワゴンのみならず、ステーションワゴンであれば、同様のレイアウトのクルマも多い。車中泊だけを考えるならば、実はステーションワゴンが狙い目なのかもしれない。

では、フラットスペース長は十分だが、寝る面に凹凸や硬い面があるクルマは、車中泊に向かないのかというと、そうではない。

今回、凹凸を和らげるためにキャンプマットを使ったが、この工夫は車種毎に異なり、キャンプマットを数個使う、または段差にぴったりなクッションを敷くなど、そのクルマに合わせた工夫を重ねれば、どんどんと快眠度は上がっていくのだ。

極端な話、どんなに凹凸があってもエアベッドを敷いてしまえばかなりのネガは払拭される。

さらにはクルマの置き方も重要。一般的には平らな場所にクルマを置くと言われているが、例えば、フラットスペースにそもそも傾斜が付いていて、頭側が低くなってしまうのであれば、あえて逆向きの傾斜を付けて停めるという方法もある。

そのクルマなりの工夫を見つけ出すのも実は車中泊の楽しみ方のひとつかもしれない。ベストセッティングを見つけて快適な車中泊を楽しんで欲しい。

1泊目 トヨタ・ノアMU(モデリスタ)
2泊目 マツダ・マツダ6ワゴン
3泊目 三菱・デリカD:5
4泊目 三菱・アウトランダーPHEV
5泊目 スズキ・ハスラー
6泊目 ホンダ・フリード
7泊目 日産・エルグランド
8泊目 ダイハツ・タントカスタム
9泊目 トヨタ・ハリアー
10泊目 日産・NV350キャラバン マルチベッド(オーテック)


「【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■最終夜 まとめ」の1枚めの画像SUVもステーションワゴン同様、後席を前倒しする仕様が多く、フラット感は髙いが、長さが足りない。長ささえクリアできれば、ステーションワゴンよりも車内高があるので、さらに快適かもしれない。

■■かすみがうらドッグ&MTBパーク■■

MTBとドッグラン併設
家族もペットも遊び尽くせるキャンプ場


10泊11日車中泊の場所を提供してくれたのは、3月1日にオープンしたばかりの「かすみがうらドッグ&MTBパーク」。ここは、広大なドッグランと本格的なMTBコース、オートキャンプ場がひとつにまとまった注目の施設。ドッグランは芝生エリア、森の斜面、ノーリードランがあり、夏はワンちゃん用のプールも開設予定。MTBコースは初級から上級までセクションを分けたコースが広がり、さらに、1周約2.5キロの外周トレイルも可能。1日中家族や友達、ペットと遊び、夜はその場でキャンプまで楽しめる愛犬家、MTB好きには絶好のシチュエーションだ。オートキャンプのサイトには、ワンちゃんもノーリードで泊まれる柵内のサイトもあり。ぜひチェックを。


「【10日連載!】1日1台寝てきました! 10泊11日車中泊インプレッション_どのクルマが1番寝やすい!? ■最終夜 まとめ」の1枚めの画像ログハウスには、シャワー付きトイレやコインシャワーを完備。ワンちゃんを洗えるスペースもある。

【INFORMATION】
●入場料:1000円(中学生〜)/500円(3歳〜小学生)/無料(3歳未満)
●ドッグラン使用料:1000円/1頭
●MTBコース使用料:1000円(中学生〜)/500円(3歳〜小学生)/無料(3歳未満)
●サイト使用料:アウトドアサイト  デイキャンプ4時間(8名まで)4000円/
                  キャンプ1泊(4名まで)6000円
        ドッグフリーサイト デイキャンプ4時間(8名まで)8000円/
                  キャンプ1泊(4名まで)1万1000円
※アウトドアサイトは平日1000円割引、ドッグフリーサイトは平日2000円割引 
※ソロキャンプは要問い合わせ ※各サイト定員以上は追加料金

住所:茨城県かすみがうら市中佐谷飯塚後1136
営業時間:3〜6月=9時〜17時/7〜8月=9時〜18時/9〜10月=9時〜17時/11〜2月=9時〜16時
電話:0299-57-2322
定休日:水曜日・木曜日
URL:https://mtb.osotoman.com/kasumipark

[Text:スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]