レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、F1タイトルを見据え、アプローチを変更「去年のようにリスクを冒すことはできない」

 2021年第2戦エミリア・ロマーニャGPで今季初優勝を挙げたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、いい手応えを得て、第3戦ポルトガルGPに臨む。

 フェルスタッペンはイモラでポールポジションは逃したものの、3番グリッドから1周目にトップを奪い、優勝を飾った。

「バーレーンで勝利を逃した後だけに、イモラで勝てたことにはとても満足しているし、素晴らしい結果だった」とフェルスタッペン。

「バーレーンのレースから学びたいと思ったことをしっかり生かして、優勝を手に入れることができたんだ。シーズンは長いから、集中し続けていくことが大事だ。僕はいつだって先のことに目を向けている。イモラは完璧だったわけではないので、これからも努力し続けていく必要がある」

「決勝スタートがどうなるのかは予想できないものだけど、あの時はいいスタートができたと感じた。土曜には最大のパフォーマンスを発揮していなかったので、ターン1からトップに立てたのはうれしかったね」

「RB16Bのパフォーマンスには満足している。速さもグリップもバランスも向上した。フロアの規則変更によって、ダウンフォースが減らされたけれど、僕たちは他のチームほどは失っていないと思う。一歩前進したのは明らかだよ」

「シーズンをとてもいい形でスタートした。僕が加入してからベストのスタートだ。でもシーズンは長い。タイトルをかけて戦うためには、さらに向上していく必要がある」

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝

 2020年ポルトガルGPで、フェルスタッペンは3位表彰台を獲得した。
「ポルトガルでまた走るのが楽しみだ。去年は表彰台に上ったし、今年はマシンがさらに良くなったからね。マシンからポテンシャルをすべて引き出して、楽しんで走りたい」

「ここまでは毎戦、勝つチャンスがあると感じながら戦ってきた。今はポール争いもできると分かっているので、心持ちがまた少し違ってくる。僕たちはこの数年でたくさんのことを学んできた。これから何が起こるのかとても楽しみだ。楽にはいかないだろうけど、タイトル争いに残れるように、全力を尽くしていくつもりだ」

2020年F1第12戦ポルトガルGP 表彰式
2020年F1第12戦ポルトガルGP表彰式 ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピーター・ボニントン(メルセデス レースエンジニア)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 タイトルを目指す上でのシーズンの戦い方について、フェルスタッペンは、昨年までよりもリスクを冒さず、確実にポイントを積み重ねていく必要があると語った。

「それでスピードが低下することはない。重要な瞬間を選んでプッシュするんだ」とフェルスタッペンは言う。

「勝つチャンスがないと分かったときには、可能な結果を確実に目指す必要がある」

「去年までも僕たちのマシンに優勝できる力があると感じたレースは何度かあった。一方で、タイトルの可能性がないことは分かっていたので、リスクを冒すことができた」

「でもタイトルをかけて戦っているとき、少なくともほぼ一貫してマシンに競争力があると分かっているときには、アプローチが少し変わってくる。トップレベルの状態でない週末には、失うポイントをできる限り少なく抑える必要があるんだ」

「だから、完璧な週末ではないときでも、確実にたくさんのポイントをつかまなければならない」
「毎週末、ベストの仕事をしたいと思っている。できるだけミスを少なく抑えたい」

「優勝しようとしまいと、常に自信を持っている。これまでの2戦と同様に、今後も強さを発揮できればいいね。メルセデスとは接戦だから、勝つためにはマシンの力を最大限に引き出す必要がある。今週末もそれを目指していくよ」

2021年F1第3戦ポルトガルGP マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)