F1カナダGPが2年連続で中止に。トルコでの第7戦開催が正式決定

 フォーミュラ1は、4月28日、2021年第7戦カナダGPの開催を中止、代わってトルコGPをその週末の6月11日から13日に開催することを正式に発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、カナダGPが昨年に続いて今年も中止になる見通しであると、4月半ばに地元メディアが報じていた。その当時、F1はプロモーターと協議中というコメントを発表していたが、最終的に開催を断念する形となった。

 中止の理由としてF1は「カナダにおいて国際的な移動の制限が継続的に実施されており、14日間の隔離期間を経ずにF1が入国することは不可能になっている」と説明した。F1はプロモーターおよび地元政府がレース実現のために尽力してきたことに感謝するとともに、カナダGPの開催契約を2年延長することを発表した。

 2020年と2021年分のチケットは、払い戻しか2022年への振り替えが行われる。

2019年F1カナダGPスタート
2019年F1カナダGPスタート

 代替イベントとしては予想されていたとおりトルコGPが選ばれた。トルコGPは2020年、パンデミックのなかで急遽開催が決定、2011年以来の復活を遂げた。今年のカレンダー入りで、2年連続、イスタンブールパークでグランプリが実施されることになった。

 パンデミックが収束しない状況において、F1は厳格な安全対策のもとで転戦を続けていくと改めて強調している。昨年はCOVID-19の検査を78,000回実施、陽性結果が出たのはそのなかの0.1パーセントにあたる78件にとどまり、F1は合計17戦を開催することができた。

 2021年ここまでのところ12,000回の検査を行い、陽性結果は14件であるという。さらに今年はワクチン接種がスタートしており、すでに多数のチームメンバーが接種済みであるということで、F1は、今後もF1関係者と開催地の人々の安全を守る形でレースを開催していくと述べている。

 F1は2021年に史上最多の23戦を開催する予定だ。