DTM、伝統のノリスリンク戦の7月開催を断念。秋への延期を模索

 DTMドイツツーリングカー選手権を運営するITRは4月28日、当初2021年シーズン第2戦として予定されていたノリスリンク戦をリスケジュールすると発表した。

 ノリスリンクは、ニュルンベルク市近郊に設けられる1周2.3kmの公道コース。例年、7月上旬に開催されてきたが、2020シーズンもレースがキャンセルされていた

 今年のノリスリンク戦は6月のモンツァでの開幕戦の後、第2戦として7月2〜4日に予定されていたが、現在の新型コロナウイルスのパンデミックの状況と、その結果ニュルンベルク市による承認が下りないことから、7月第1週の開催を断念することになったという。

 なお、モータースポーツクラブ・ニュルンベルク(MCN)とITRは現在、新たな開催スケジュールを模索するとしている。

「我々は、2年連続でこの伝統的なイベントを失いたくない。したがって、我々はITRとともに、秋にリスケジュールできる可能性を5月末まで検討する」とMCN会長のヴォルフガング・シュロッサーは述べている。

「過去数週間、トラックの複合施設の建設開始を、数回にわたり延期してきた。しかし現時点で、我々ニュルンベルク市・ITR・MCNは、現在のCOVID-19の状況によって7月初旬のイベントは実行不可能であるという結論に達した」

 ITRのイベント&オペレーション・ディレクターであるフレデリック・エルスナーは、MCNとの連携を強調している。「ノリスリンクは、DTMの歴史における傑出したチャプターである」とエルスナー。

「したがって、この特別なレースイベントは、我々のカレンダーに属している。関係各位の協力によって、今シーズンもこの重要なイベントをなんとか実現していきたい。我々はまた、8つのレースウイークエンドも維持していく構えだ」