フォーミュラE第6戦「バレンシア・ラウンド」、ポルシェのアンドレ・ロッテラーが2位表彰台獲得! 【動画】

フォーミュラE第6戦「バレンシア・ラウンド」、ポルシェのアンドレ・ロッテラーが2位表彰台獲得! 【動画】

Porsche 99X Electric

ポルシェ 99X エレクトリック

バレンシア・サーキットでフォーミュラE初開催

4月24~25日、FIA「ABBフォーミュラE世界選手権」第5/6戦「バレンシアE-Prix」がスペインのバレンシア・サーキットで開催された。

シーズン3戦目の舞台となったのはこれまでの市街地コースではなく、全長4.051kmの常設サーキット「シルクイート・デ・ラ・コムニタート・バレンシアーナ・リカルド・トルモ」。フォーミュラEに参戦する12チーム/24名のドライバーはシーズン開幕前にこのバレンシアで公式ウインターテストを行っているものの、初めてこの場所でレースを戦うことになった。

「典型的なフォーミュラEのサーキットではありませんし、確かにローマ市街地のような楽しさはありません。決勝でのコースレイアウトはテスト時とは異なり、シケインも設定されます。それでもテストデータがあるので、大きな問題にはならないでしょう」と、ポルシェからフォーミュラEに参戦するアンドレ・ロッテラーはレース前に語る。

フォーミュラE第6戦「バレンシア・ラウンド」、ポルシェのアンドレ・ロッテラーが2位表彰台獲得!

ペナルティを受けたロッテラーが2位まで挽回

ポルシェ 99X エレクトリックで参戦するタグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームは、第5戦は2台がリタイアに終わったものの、第6戦でロッテラーが2位表彰台を獲得。一方、前戦ローマで表彰台フィニッシュを果たしたパスカル・ウェーレインは、18位に終わっている。

予選2番手タイムをマークしたロッテラーは、本来ならば1列目からスタートするはずだった。しかし、第5戦で衝突事故を起こしてしまったため、3グリッド降格の処分を受けることに。慌ただしいスタートのなか、前日の経験からリスクを冒すことを避けたロッテラーは、一時7番手まで順位を落としてしまう。

その後は着々とポジションを上げ、レース終盤にはアタックモードを使って3番手に浮上。そのまま3位でチェッカーを受けた。ところが、2位のドライバーがレース序盤の衝突により5秒のペナルティを受けたため、ロッテラーが2位表彰台を獲得した。

フォーミュラE第6戦「バレンシア・ラウンド」、ポルシェのアンドレ・ロッテラーが2位表彰台獲得!

上昇機運を掴んだポルシェ・フォーミュラEチーム

ドライコンディションの中、ポルシェはローマに続いて今シーズン2回目の表彰台を獲得。6レースを終えて、チームランキングで6位につけている。ローマでのウェーレインに続き表彰台フィニッシュを果たしたロッテラーは、フィニッシュ後に喜びを語った。

「表彰台に上がれたことに感激しています。ついにシーズン初のポイントを獲得しました。私たちは皆、ハードワークを続けてきましたから、この結果は当然だと思います。今回のレースはフォーミュラEとしてはやや特殊なコースでした。それでもポルシェが最高のパフォーマンスを発揮できることを証明できたと思います」

「現時点での我々は一発のスピードを持っています。今回はレース中のエネルギーマネージメントも効率的でした。今回の結果により、シーズンの突破口を開くことができたと思っています」

ポルシェのフォーミュラEプロジェクト代表を務めるアミエル・リンジーは、ロッテラーの落ち着いたレース運びを高く評価した。

「チームにとって、そしてもちろんアンドレにとっても素晴らしい結果になりました。彼はこれまで厳しいシーズンを経験してきました。今回の彼は非常にクレバーで、効率的なドライビングをしてくれました。このレベルで、今後のレースにも臨めると確信しています」

「予選では好調だったパスカル(ウェーレイン)ですが、マシンバランスなどに問題が出てしまいました。彼が次戦のモナコでトップに戻れるように、今回のデータをファクトリーに持ち帰ってしっかり分析します」