角田裕毅、初挑戦のポルトガルへ「序盤2戦とは全く異なる状況。フリー走行を最大活用して適応したい」F1第3戦プレビュー

 2021年F1第3戦ポルトガルGPで、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、過去2戦とは異なり、初めてのサーキットに挑む。フリープラクティスで多くの周回を走り、できるだけ早くコースに適応したいと、角田は語った。

 バーレーン・インターナショナル・サーキットにはF2時代の経験があり、イモラ・サーキットではF1デビュー前にチームのプライベートテストで何度か走行してきた。しかしポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットを走るのは、角田にとって今回が初めてだ。

 2021年にF1にデビューした角田は、第1戦バーレーンGPで9位入賞を果たした。続く第2戦エミリア・ロマーニャGPでは、予選Q1でクラッシュして最後尾グリッドとなり、ウエットからドライへと変化する複雑なコンディションとなった決勝では、途中入賞圏内に浮上するものの、スピンを喫し、12位という結果だった。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

「イモラでは多くの教訓を得ました。バーレーンはとてもうまくいきましたが、イモラはそれとは正反対のグランプリになってしまいました」と角田はチームが発表したポルトガルGPプレビューリリースのなかでコメントしている。

「僕自身もチームも、とても大きな期待を持ってイモラに臨みました。フリープラクティスではすべてが順調に進んでいましたが、僕は予選で大きなミスを犯し、それによって決勝で苦労することになったのです」

「この2年間、ひどいクラッシュはしていませんでした。今回のことはひとつの教訓になり、そこから今後のレースに向けて学ぶことができたと思います」

「ウエットコンディションのなかでF1カーで走ったのは、イモラの決勝が初めてで、インターミディエイトタイヤを使うのは本当に大変でした。そのため、徐々にスピードを上げていかなければならない状況でした。でも最初のふたつのサーキットでマシンの競争力は高く、トップ6内で走る力があったと思います」

「ポルトガルのコースを走るのは今回が初めてです。シミュレーターでポルティマオを何度か走行し、去年のグランプリを見ましたが、予想はつきません」

「美しいサーキットで、ターン1など興味深いコーナーがいくつかあります。オフキャンバーのターン13は独特ですし、起伏が激しい箇所やブラインドコーナーも備えたコースです。トラックリミットへの対応が簡単ではないかもしれませんが、徐々にペースを上げていきます」

「バーレーンとイモラではレースウイークエンドの前に走行経験をたっぷり積んでいましたが、ポルトガルは今までの2戦とは全く異なる状況です。フリープラクティスでしっかり走りこんでできるだけ早くコースに適応し、予選に向けて準備を整えていきたいと思います」

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)