アロンソ、F1復帰で自伝の出版を延期「引退後に真実を語る」

 アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソは、2018年末でF1を離れた際に自伝を出版する予定だった。しかし今年復帰したこともあり、内容を見直し、引退後に発売することに決めたという。

『レーサー』と題されたアロンソの自伝は、当初は昨年、パンマクミラン社から出版される予定となっていた。

 2度のF1チャンピオンであるアロンソは、2018年がF1における最後のシーズンと考えていたため、それまでのモータースポーツでのキャリアと人生を記した自伝を出版する計画を立てていた。

 しかしアロンソはその後も積極的にレース活動を続け、WEC世界耐久選手権のタイトルを獲得、ル・マンで優勝を挙げ、インディ500に参戦、ダカール・ラリーにも挑戦した。そして2021年、アロンソはアルピーヌと契約し、F1への復帰を果たした。そうするなかで、彼は自伝にいくつかの章を追加することを望むようになったのだという。

「本の出版についてはすでに数年前から取り組んでいる。元々は2018年にF1を離れた時に出版する計画を立てていた」とアロンソはアルピーヌF1のインスタグラムでのライブ配信で語った。

「でもしばらく延期することにしたんだ。その後も他のカテゴリーでレースを続けていたし、今はF1に復帰したからね」

「だから、引退した時に出版する。その時に自分の経験と真実を語ることにするよ」

「現役のうちに本が出たら、少しおかしな感じがあるかもしれないからね。だからレース活動を終えてから、モーターレース人生における経験を語る方がいいと思ったんだ」

 激しい競争の渦中に起きた興味深い出来事が、この本のなかで語られることになるだろう。たとえば、ルノーで連続してタイトルを獲得した時のこと、2007年にわずか1年でマクラーレンと決別したこと、フェラーリとの関係についての裏話などだ。

 アロンソは現在、2022年シーズン末までアルピーヌと契約を結んでいる。つまり彼の自伝が書店の棚に並ぶのは、それ以降ということになる。

2005年F1ブラジルGP フェルナンド・アロンソ(ルノー)がチームとタイトル獲得を祝う
2005年F1ブラジルGP フェルナンド・アロンソ(ルノー)がチームとタイトル獲得を祝う