東京モーターショー、2021年の開催は中止に。次回『東京モビリティショー』としての開催目指す

 4月22日、日本自動車工業会(JAMA)はオンラインで記者会見を行い、豊田章男会長、永塚誠一副会長が登壇しカーボンニュートラルに向けた取り組みなどについて説明したが、この最後に、2021年に開催が予定されていた東京モーターショーの開催中止を発表した。

 東京モーターショーは、1954年にスタートした国際自動車ショーのひとつで、世界5大モーターショーのひとつとして世界的に知名度が高い。新型車はもちろんコンセプトカー、またレーシングカーの発表等にも活用されてきた。毎年、奇数年に開催されており、第42回開催にあたる2011年からは東京ビッグサイトを使い開催されてきた。

 前回開催は2019年で、2021年は開催年となっていたが、4月22日に行われた日本自動車工業会の会見のなかで、豊田章男会長はカーボンニュートラルに向けた取り組みについて説明した後、モーターショーについて「最後に、東京モーターショーについてご報告させていただきます」と豊田会長は語った。

「前回のモーターショーでは、モビリティの楽しさを体感できるプログラムを数多く用意し、130万人を超えるお客さまにご来場いただきました。今回、オンラインも使ったより魅力ある企画を検討してまいりましたが、多くのお客さまに安全、安心な環境でモビリティの魅力を体験いただけるメインプログラムのご提供が難しいと判断し、開催中止を決定致しました」と豊田会長。

 また、今後の開催に向けては「次回はさらに進化した、『東京モビリティショー』としてお届けしたいと思っておりますので、今後ともご支援よろしくお願い致します」と、『モーター』という単語にこだわらず、さまざまなモビリティに関するイベントになることを示唆した。

 豊田会長は、日本の未来のモビリティに関するイベントとして「二輪、軽自動車、大型車、乗用車など、他のインダストリーのモビリティを含め、日本にはいろんな会社がございますので、ぜひともそのあたりをリアルに見ていただくことにこだわらせていただきたい」とオンライン開催ではなく、中止に至った事情を説明している。