M.マルケス、518日ぶりの完走でホンダ最上位&ポイント獲得「感情が爆発した。すばらしい気分」/MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝

 4月18日、2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP MotoGPクラスの決勝がポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は7位入賞を果たした。

 2020年第2戦スペインGP決勝レースで転倒を喫した際に右上腕骨を骨折してしまったマルケス。以降はレースを欠場していたが、金曜日に約9カ月、実に265日ぶりにMotoGP復帰を果たしホンダRC213Vを駆った。

 初日は総合6番手、そして予選日はFP3で15番手となり予選Q1からスタートした。しかし、トップタイムでQ1を突破し、Q2で6番手グリッドを獲得した。

マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2021MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝
マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2021MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝

 25周で争われた決勝レースでは、好スタートを決めてオープニングラップで4番手に浮上したが、2周目に7番手にダウン。また、3周目には9番手までポジションを落としてしまう。

 15コーナー中、9つの右コーナーを持つ右回りのポルトガルに苦戦したのか、ライバルのバトルに食らいつけずにいた。

 以降は前を走るアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)に着いていき、ポジションを維持。後方を走る同じホンダ勢のアレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール)を引き離しホンダ勢トップの7位でフィニッシュした。

 昨年は初戦で骨折したため、2019年11月17日の最終戦バレンシアGP以来となる518日ぶりに目標としていた完走を果たしたマルケス。復帰戦ではバトルに強い本来の走りを披露できなかったが、ファンを驚かせる走りを見せた。そして、ピットに戻るとチームスタッフ一同が拍手し、マルケスは感極まる姿を見せた。

2021MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝後に涙を見せたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2021MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝後に涙を見せたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

「今週末はいろいろな感情があったんだ。ピットに戻ったとき、痛みだけではなく、言葉では言い表せないけれど、どうしても抑えられない感情が爆発した」

「みんなのサポートを本当に感じた。そして、家族と友人のサポートは特別だった。再びMotoGPライダーになることができたと感じられたことはとても重要なことだ。すばらしい気分だね」

「今日のレースは楽しめなかった。かなり苦戦したが、これは回復の重要なステップだ。一番の目標だったレース完走を達成できた。ポジションは関係ないが、トップと13秒差というのは不可能な夢だった。レース中盤で単独走行しているときのフィーリングがベストだったと思うよ」

「レースのスタートは久しぶりの感覚だったのでショックを受けた。終盤はとにかくフィニッシュすることだけを考えていた。次はヘレスへ向けてがんばるよ」