スタートで後退からの2連勝。クアルタラロ「このペースは期待していなかった」/MotoGP第3戦決勝トップ3会見

 MotoGP第3戦ポルトガルGPの決勝レースがアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、MotoGPクラスで優勝したファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2位のフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3位のジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が会見に出席。決勝レースを振り返った。
 

■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/決勝:優勝

「スタートはよかった。ただ、ライバルたちの方がよかったけどね。このレースペースは期待していなかったものだった。1分40秒台ではなく1分39秒台が必要だと思っていたけれど、実際のところ、ペースはかなり速いものだった」

「ただ、ガソリンタンクが軽くなって、レース中盤、ペースが素晴らしいとわかったとき、アレックス(・リンス)よりも少しだけいいペースだとわかった。でも、正直言って、今日のペースは僕たちにとって予想外だったよ。とにかく、この独特なサーキットでバイクを楽しむのは素晴らしい気持ちだった」

「昨年から、ヤマハはかなりよくなっている。でも、僕としては、精神的により強くなったと感じている。2020年のアラゴンで、僕たちは最後までジョアン(・ミル)とチャンピオンを争うチャンスを失った。昨年はたくさんのことを学んだ。バイクがそんなに素晴らしいわけではないとき、僕はネガティブに考えていた。だから、まったく変えたんだ。常にポジティブに考えようと。今日のペースを設定するのはそう簡単ではなかったよ。でも、自分の心の中に70パーセントくらい集中したんだ」

■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/決勝:2位

2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝2位 フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)
2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝2位 フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)

「今日の2位はとても大きな意味を持つ結果だったと思う。ファビオは、追い上げるにはかなり大きな差を築いていた。とにかく、昨日は(アタックラップ中のイエローフラッグ提示によりラップタイムがキャンセルとなったことで)優勝のチャンスを失ってしまった。同じように2位だったかもしれないけれど、(優勝を)争う可能性はあったはずだ」

「ファビオは今日、かなりいいペースだった。誰もこのペースは予想していなかったんじゃないかな。今日のコース上のグリップレベルはとても高くて、タイヤもかなりよく機能した。だから、僕はみんながいいレースをしたと思う」

「とてもうれしい。このような状況で、2020年はここにはいなかった。だから、僕のライディングスタイルが少しはよくなっている。そして、たくさんのライダーをオーバーテイクした。僕がオーバーテイクするのが難しいと思っていたコーナーでね。簡単な日ではなかったよ。最初のブレーキングでは、簡単にフロントを失ったり、ワイドになったりしてとても難しかった。とにかく、自分が手にでき得るベストリザルトだった」

「(最終ラップでは)ジョアンは僕の後ろにいるとわかっていたよ。でも、僕が最終コーナーまで前にいれば彼は僕をオーバーテイクできないと思っていた。僕たちは(デスモセディチGP21は)すごく加速がいいからね。それに、最終ラップ、僕はすごくいい走りだったから」

■ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)/決勝:3位

2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝3位 ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)
2021年MotoGP第3戦ポルトガルGP決勝3位 ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)

「最終ラップ、(バニャイアを)オーバーテイクできなければ、ストレートで交わせないとわかっていた。ともあれ、全体的にいい週末だった。このサーキットは僕にとってベスト・トラックというわけじゃないんだけど、表彰台を獲得できた」

「ウオームアップセッションで、とてもとてもいい感じがあったんだ。ただ、レース中盤では、バイクのフロント部分に少し問題があった。それから最終ラップ、最後まで走り切ろうとしていいペースを取り戻すことができた。だから、満足しているよ」

「ここポルティマオやヘレス、ル・マン……これは僕としては、チャンピオンシップの始まり方としてベストではないんだ。でも、カタールやここポルティマオでは、表彰台を争った。だから、ヘレスやル・マンでも同じように表彰台争いをすることが目標だ。それから、より強くなることを期待している。でも今は、できるだけたくさんポイントを獲得しないとね」