インディカー・デビューのグロージャン。Q3進出を逃すも予選7番手に「予想を上回る結果だ」

 バーバー・モータースポーツパークで開幕を迎えたNTTインディカー・シリーズ2021シーズン。F1から転向し、インディカーに挑戦するロマン・グロージャンは、初めての予選を7番手で終えた。

 2009年にルノーからF1デビューを果たし、昨年まで181レースを戦ったグロージャン。2021年はアメリカのインディカー・シリーズにデイル・コイン・レーシングから参戦。オーバルは参戦せず、ロード/ストリートコースを戦う。

 2デイ開催となったホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマ。

 オフシーズンにこのバーバー・モータースポーツパークでテストも行なったグロージャンだったが、プラクティス走行1回目では、21番手と下位に沈む。午後のプラクティス走行2回目では、タイムをアップするも17番手に留まる。

 しかし、グロージャンは予選で速さを披露する。

 Q1でグループ2に登場したグロージャンは、トップ通過のパト・オワードに0.0013秒差の僅差となる2番手でQ2に進出。Q2でもいち早く1分5秒7643のタイムを記録しトップに浮上。ライバルたちのタイムアタックを見守ることに。

 オワードやチップ・ガナッシ勢がタイムを更新し、グロージャンはセッション終了間際に6番手とQ3進出圏内に。しかし、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が最後のアタックで2番手に入り、グロージャンは7番手でQ2敗退となった。

予選7番手から決勝レースに挑むロマン・グロージャン
予選7番手から決勝レースに挑むロマン・グロージャン

 Q3進出を逃したグロージャンだったが「予選で7番手なんて、なんて一日だ。予想を上回る結果だよ。しかし、ファスト6にとても近かった。僕たちは進出することを望んでいたけど、それでも素晴らしいね」

「デイル・コイン・ウィズ・RWRは、予選タイヤを理解するのを手伝ったクレタ。セットアップもいい仕事だった。どこをもっと速くするかも知っているよ。とても前向きだね」
「この結果を今日は楽しんだけど、明日にフォーカスしないとね。レースは90周ある。タイヤの劣化、燃費の節約、給油やピットストップ。インディカーのレースを学ぶ必要がある。明日も学ぶことはたくさんあるけど、今日は本当に満足さ」とグロージャン。予選日は、35歳の誕生日でもあった。

 18日は午前中に30分のウォームアップ走行を行い、午後3時30分に決勝レースかスタートする。