ポルシェのプロトタイプ開発に参加できるかも!? あらゆるスタートアップ企業を対象とした「ポルシェ・データカップ」開催

ポルシェのプロトタイプ開発に参加できるかも!? あらゆるスタートアップ企業を対象とした「ポルシェ・データカップ」開催

参加チームはポルシェ社内の貴重なデータにアクセス可能

ポルシェは、様々なスタートアップ企業の開発チームを対象とした、デジタルイノベーションに関するコンテストを開催する。「ポルシェ・データカップ(Porsche Data Cup)」の参加者は、スマートホーム、金融テクノロジー、保険分野、e-モビリティなどに向けた、B2B2CBusiness to Business to Customer:企業と消費者をつなぐ存在)技術を競うことになる。

ポルシェ・データカップは、ドイツ・ベルリンのスタートアップ企業ハイ・モビリティ(High Mobility)社と共同で開催し、誰もが参加できるイノベーションコンペティション。今回が3回目の開催となる。

ポルシェ・データカップでは、「ポルシェ・カー・エミュレーター(Porsche Car Emulator)」を使用することで、参加プログラマーがアプリの試作品をテストしたり、新しいデジタルサービスを開発することができる。ポルシェ・カー・エミュレーターは、実際のアプリケーションをシミュレートしながら参加者に再現された車両データへのアクセスを提供。現実的な条件下で、新たなアイデアをテストすることが可能となっている。

コンテスト期間は6週間以上にわたり、コンテストに参加する開発者チームはポルシェが保有する140以上ものオープン・プログラミング・インターフェースから得られるリアルな車両データを扱うことが許可される。ポルシェのイノベーションマネージャーを務めるアンディ・グラウは、コンテストの目的について次のように説明する。

「多くの新しいアイデアやイノベーションを持った企業でないと今後は利益を得られないと、私たちは確信しています。これまでのコンテストでも、それは証明されています。私たちはポルシェのエコシステムを、さらに拡大したいと考えています。様々な企業と協力し、新しいアプリやサービスを展開するのが楽しみです」

あらゆるスタートアップ企業を対象とした「ポルシェ・データカップ」を開催

 

コンテストのウイナーは7月22日に発表

ポルシェ・データカップの受付は2021年5月17日に開始され、2021年6月25日まで応募が可能となっている。コンテストのウイナーは7月中に審査委員会によって選出。2021年7月22日に開催される「スタートアップ・アウトバーン(Startup Autobahn)」で発表される予定だ。

スタートアップ・アウトバーンは、従来型の企業とテクノロジースタートアップ企業の間で行われる、ヨーロッパ最大のオープン・イノベーション・プラットフォーム。この場において、受賞チームは自身のプロジェクトをプレゼンテーションする。さらに受賞チームにはポルシェの技術陣と共にプロトタイプを開発する機会も与えられる。その際、車両データにアクセスできる「ポルシェ・コネクトパートナー・サービス」へのアクセス権も付与されるという。

このポルシェ・コネクトパートナー・サービスは、ポルシェを運転するドライバーのために、クルマに合わせたエコシステムを提供するために開発されたシステム。ポルシェ・コネクトパートナー・サービスのプロジェクトリーダーのマンフレッド・ウィーダーマンは、「私たちはデジタルサービスを拡大しながら、お客様に充実したポルシェ体験を提供します」と、付け加えている。