ホンダ、両セッションでトップ3。角田のPU部品交換は「データに気になる部分があったため」と田辺TD/F1第2戦金曜

 2021年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=14番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=16番手/2=6番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はフリー走行1=20番手/2=7番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=5番手/2=3番手となり、FP1、FP2ともにホンダ勢がトップ3に入った。

 FP2序盤、フェルスタッペンはドライブシャフトの問題に見舞われ、マシンをコース脇に止めた。フェルスタッペンはセッション中に走行を再開することができなかった。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ペレスはFP1でエステバン・オコン(アルピーヌ)と接触するアクシデントがあり、左リヤタイヤがパンクし、ホイールにもダメージを負ってストップした。このインシデントはスチュワードの審議対象になったが、全チームが通信障害によってドライバーとコミュニケーションを取ることができなかった状況が考慮され、両ドライバーとも不問に付された。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 FP1で角田のマシンの電気系データに問題が見つかり、アルファタウリ・ホンダが確認を行ったことで、角田は十分な走行ができなかった。ホンダは詳細な調査を行うため、FP2に向けて角田のパワーユニットのエナジーストアとコントロールエレクトロニクスについて、シーズン2基目を入れた。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=3番手(1分16秒622/21周)/2=14番手(1分16秒999/5周)

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=16番手(1分18秒228/15周)/2=6番手(1分16秒411/25周)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=20番手(1分19秒781/11周)/2=7番手(1分16秒419/26周)

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=5番手(1分16秒888/21周)/2=3番手(1分15秒629/30周)

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のエミリア・ロマーニャGP初日は、両チームにマシンを止めるトラブルが発生しましたが、トラブルフリーだったスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手がFP2で3番手、角田選手が7番手、レッドブル・レーシング・ホンダのペレス選手が6番手と、まずまずの状態で週末のレースに向けたスタートを切ることができました。

 FP1では角田選手のマシンの電気系データに気になる部分があったため、FP2に向けてPU・車体の確認と、関連する部品の交換を行いました。レッドブル・レーシングはFP1でペレス選手が接触によりマシンを止め、FP2ではフェルスタッペン選手がドライブシャフトの異常により5周のみの走行となりました。

 トラブルはありましたが、2つのチームを通して本日得られたデータをここから解析し、明日の予選、日曜の決勝に向けてさらなるセッティングの最適化を進めます。