マルク・マルケス、MotoGP復帰へ。第3戦ポルトガルGP出場はメディカルチェックで判断

 4月10日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているレプソル・ホンダ・チームは、マルク・マルケスが4月16~18日に開催される第3戦ポルトガルGPで復帰する可能性があることを発表した。ポルトガルへは移動するが、レースの出場はメディカルチェックをパスする必要がある。

 マルケスは2020年7月19日に開催されたMotoGP第2戦スペインGPの決勝で転倒を喫して右上腕骨を骨折。7月21日の手術で骨を固定したが、状況が悪化してしまい8月3日と12月3日にも追加で手術を受けた。そのため、昨シーズンは骨折以降のレースをすべて欠場し、今年に入ってからも治療に専念した。

 3月6~7日と10~12日のMotoGPカタール公式テストにも参加することはなかったが、3月12日には、レントゲン写真で骨の癒合が十分に進んでいることが確認され、体力と運動能力の回復プログラムを強化する目的で、翌日の13日にミニバイクを走らせている。

ホンダRC213V-Sでカタロニア・サーキットを走ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
ホンダRC213V-Sでカタロニア・サーキットを走ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 その後、カタロニア・サーキット、アルガルベ・インターナショナル・サーキットでホンダの市販車1000ccバイクであるRC213V-Sを走らせて身体のコンディションを確認した。

 しかし、激しい競技となるレースでのリスクを避けることを考慮して3月26~28日の第1戦カタールGPと4月2~4日の第2戦ドーハGPを欠場する判断を下し、2021年初戦からの復帰は叶うことはなかった。

 そして今回、右上腕骨の状態が良好で、骨の癒合も明らかに進んでいることが確認されたことから、担当医師からレースでのリスクを想定した上で、競技に復帰することができると診断された。

 マルケスは、第3戦ポルトガルGPに出場するためにアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベに向かうが、開催前日の15日にサーキット内のメディカルセンターでメディカルチェックを受ける。そのメディカルチェックで許可が下りればMotoGPのレースへの復帰を果たすこととなる。