GAINER TANAX GT-RがQ1ダントツのGRスープラ勢を退けてPPを獲得【第1戦岡山GT300予選】

 4月10日、2021年シーズンのスーパーGT第1戦公式予選が岡山国際サーキットで行われ、GT300クラスはGAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信組)がポールポジションを獲得した。

 例年開幕戦の舞台としてお馴染みの岡山だが、2020年シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、スーパーGTの開催がなかった。今大会は2年ぶりの公式戦開催となり、多くのファンが駆けつけた。午前中に行われた公式練習ではSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムを記録。抜きにくい岡山で上位グリッドを獲得するのはどのマシンなのか。公式予選は14時にスタートを迎えた。

■Q1 A組:公式練習トップタイムのBRZがまさかの敗退

 気温15度、路面温度32度、湿度29%というコンディションのなか、まずはA組の15台がコースイン、各車は丁寧にタイヤへ熱を入れていく。

 坂口夏月の乗るグランシード ランボルギーニ GT3がアウトラップでスピンを喫する場面も見られたなか、真っ先に1分25秒台に入れてきたのはmuta Racing Lotus MCの加藤寛規で1分25秒887を記録。そのタイムをたかのこの湯 GR Supra GTの堤優威が1分25秒866で上回り、Q1 A組をトップで終えた。

 一方、午前の公式練習でトップタイムを記録したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人のベストタイムは1分26秒727となり、A組10番手でQ1敗退となった。

 Q1を突破した8台は、244号車たかのこの湯 GR Supra GT、2号車muta Racing Lotus MC、65号車LEON PYRAMID AMG、88号車JJLOC ランボルギーニ GT3ランボルギーニ GT3、10号車GAINER TANAX with IMPUL GT-R、48号車植毛ケーズフロンティア GT-R、96号車K-tunes RC F GT3という顔ぶれになった。

■Q1 B組:引き続きトップタイムはGRスープラ

 続いて行われたQ1 B組セッションでもグリーンシグナル点灯とともにほぼ全車がコースイン。

 まず初めに1分26秒台にタイムを上げたのはARTA NSX GT3の高木真一、しかし、その直後には埼玉トヨペットGB GR Supra GTの川合孝汰が1分25秒989を記録する。各車がラストアタックを行うなか、SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTの吉本大樹が1分25秒955でトップに浮上する。その後も吉本のタイムを上回るマシンは現れず、Q1 A組に続きB組でもトヨタGRスープラGTがトップタイムをマークする展開となった。

 Q2進出を決めた8台は60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT、52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT、ARTA NSX GT3、5号車マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号、11号車GAINER TANAX GT-R、31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSとなった。

■Q2:GRスープラを退け、GAINER TANAX GT-RがPP獲得

 16台によるGT300クラス予選Q2は14時53分にスタートを迎えた。続々とコースインしていくなか、ゲイナーの2台はコースインのタイミングを計る。各車入念にタイヤに熱を入れるなか、セッションも残り4分となったところで、今大会がスーパーGTデビューレースとなるARTA NSX GT3の佐藤蓮が真っ先にアタックを開始し、1分26秒292を記録。その直後からLEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥、SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTの河野駿佑らが続々と1分25秒台に入ると、続いて埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田広樹が1分25秒362の好タイムを記録してトップに浮上する。

 そのまま吉田のGRスープラがポール獲得かと思われたセッション終盤、GAINER TANAX GT-Rの平中克幸が1分25秒275を記録してトップに浮上する。続いてQ1 A組でトップタイムを記録したたかのこの湯 GR Supra GTがチェッカーギリギリのなか、逆転を狙いアタックを敢行も、セクター3走行中にアタックをやめてピットに戻っていった。

 これにより、GT300クラスのポールポジションはGAINER TANAX GT-Rが獲得。フロントロウに埼玉トヨペットGB GR Supra GTが並んだ。3番手にLEON PYRAMID AMG、4番手にディフェンディングチャンピオンのリアライズ日産自動車大学校 GT-R、5番手にたかのこの湯 GR Supra GTが続いている。

 スーパーGT第1戦『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝レースは明日、4月11日の13時30分から82周で争われる。2021年シーズンの開幕戦、GT300クラスの44台は果たしてどんなバトルを繰り広げるのだろうか。

2021スーパーGT第1戦岡山 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
2021スーパーGT第1戦岡山 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
2021スーパーGT第1戦岡山 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
2021スーパーGT第1戦岡山 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2021スーパーGT第1戦岡山 リアライズ日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
2021スーパーGT第1戦岡山 リアライズ日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
2021スーパーGT第1戦岡山 たかのこの湯 GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)
2021スーパーGT第1戦岡山 たかのこの湯 GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)