2021年からBMW3シリーズにスイッチするシシリー・モータースポーツが新カラーを披露/BTCC

 BTCCイギリス・ツーリングカー選手権に参戦するCiceley Motorsport(シシリー・モータースポーツ)は、2021年から新規投入のBMW330i M-Sportのカラーリングを公開。エースのアダム・モーガンとWTCC世界ツーリングカー選手権経験者のトム・チルトンに託す2台のNGTC規定FR車両は、Car Gods with Ciceley Motorsport(カー・ゴッズ with シシリー・モータースポーツ)のエントリー名で参戦することが発表された。

 このカー・ゴッズブランドは、昨季までシシリーのBTCCプログラムを支えメルセデス・ベンツAクラスのメインパートナーを務めたCarlube(カールブ)などと並び、板金塗装企業グループTetrosyl(テトロシル)傘下の商標となる。

 そのイメージに則してブラック&ゴールドのシックなイメージでまとめられた旧West Surry Racing(ウエスト・サリー・レーシング/WSR)製のBMW330i M-Sportを前に、シシリーのコマーシャルディレクターを務めるノーマン・バージェスは「今年はこれまでで最大の年になるはずだ」と意気込みを語った。

「新しいタイトルスポンサーシップを筆頭に、新しいマシン、ふたりのトップドライバー、そして従来からチームを支える優秀なエンジニアやメンバー。それらの価値観により、2021年以降も成功を収めるための最善の環境が整ったと感じている」と続けるバージェス。

「2022年にはBTCCに共通ハイブリッド機構が導入される計画だが、今回のチーム体制構築により、新しい時代に向け前進することに大いなる自信を持っているよ」

2021年はエースのアダム・モーガンとWTCC世界ツーリングカー選手権経験者のトム・チルトンの2台体制を敷く
2021年はエースのアダム・モーガンとWTCC世界ツーリングカー選手権経験者のトム・チルトンの2台体制を敷く
ブラック&ゴールドのシックなイメージでまとめられた旧West Surry Racing(ウエスト・サリー・レーシング/WSR)製のBMW330i M-Sport
ブラック&ゴールドのシックなイメージでまとめられた旧West Surry Racing(ウエスト・サリー・レーシング/WSR)製のBMW330i M-Sport

■「高い競争力を持っていると確信」するベテランのモーガン

 一方、3月末からプライベートテストに臨み、初めてBMW330i M-Sportのステアリングを握ったモーガンも、最初からBMWのパフォーマンスに満足しており「とても的を射たプログラムをこなせている」と、手応えを口にした。

「フォードやホンダに乗ってきたトムも、長年メルセデスを走らせていた僕も、どちらも揃ってBMWの後輪駆動の特性をすぐに理解する必要があった」と続けたベテランのモーガン。

「これまでのすべてのテストでペースを上げてきたが、シーズンが始まる前にさらに4回のセッションを実施する計画だ。でも僕らは皆、このクルマが『箱から出してすぐ』の状態で、とても高い競争力を持っていると確信したよ」

「それに、マシンの外観は本当に素晴らしいね。僕が最初にこの目で見たときは、大袈裟でなくビックリしたんだ。ノーマンが語っていたように、僕らはカー・ゴッズがこの機会を与えてくれたことにとても感謝している。彼らはシシリー・モータースポーツに必要なサポートの多くを提供し続けてくれているからね」

 BTCCは今後もシリーズ全体で複数のテストを予定しており、4月はクロフトでの合同テストに続き、22日にはシルバーストンで恒例の公式テスト“メディアデイ”を開催。5月8~9日には無観客開催ながら、スラクストンの地で2021年シーズンの幕が上がる。

「BMWの後輪駆動の特性をすぐに理解する必要があった」と語ったアダム・モーガン
「BMWの後輪駆動の特性をすぐに理解する必要があった」と語ったアダム・モーガン
コマーシャルディレクターを務めるノーマン・バージェスも「今年はこれまでで最大の年になるはずだ」と意気込む
コマーシャルディレクターを務めるノーマン・バージェスも「今年はこれまでで最大の年になるはずだ」と意気込む