8月開催のル・マン24時間、レースウイークのスケジュール発表。テストデー復活、予選“ハイパーポール”は木曜に実施へ

 ACOフランス西部自動車クラブは4月6日、8月の開催へと延期された第89回ル・マン24時間レースの、レースウイークのスケジュールを一部発表した。このなかで、2020年に初めて採用された2ステージ予選“ハイパーポール”が、決勝スタート前々日となる木曜の夜に開催されることなどが明らかとなっている。

 2021年のル・マン24時間レースは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けるなかでも観客動員の可能性を見出すため、3月上旬の時点で従来の6月開催から8月21〜22日へと延期されることが発表されていた。

 今回のスケジュール発表では、2020年に初採用された、通常予選セッションでの各クラス上位6台が進出してグリッドを争う“ハイパーポール”方式の予選が、2021年も引き続き採用されることが明らかとなった。ハイパーポールは現地時間8月19日木曜日、21時スタートとなる。

 ハイパーポールは2020年も当初は木曜開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響により9月開催へと変更になった際、金曜午前中の実施へと変更されていた。

2020年のハイパーポールで、PPを獲得したTOYOTA GAZOO Racingの小林可夢偉
2020年のハイパーポールで、PPを獲得したTOYOTA GAZOO Racingの小林可夢偉

 今回の発表では、8月13日金曜日にサーキットにて車検が行なわれること、そして15日日曜日にテストデーのセッションが開催されることも明らかとなっている。9月開催となったことを受け、昨年のスケジュールにおいてはテストデーは設けられていなかった。

 また、昨年は木曜から始まったレースウイークの走行だが、2021年は最初のプラクティスセッションを18日水曜の14時に開始するとしている。

 さらに決勝レースのスタート時刻も発表となり、21日土曜の16時スタートとなることが明らかになった。当然、フィニッシュは22日日曜の16時となる。2020年は14時30分のスタートおよびフィニッシュだった。

 現段階ではその他のセッションのスケジュールはアナウンスされていないが、ハイパーポールが木曜に行なわれることで、チームは走行のない金曜日を決勝に向けたマシンの整備等にあてられることとなりそうだ。2019年以前は金曜日にル・マン市内で行なわれていたドライバーパレードが2021年のプログラムに含まれるかどうかは、今回の発表では触れられていない。

 なお、サルト・サーキット(ル・マン24時間サーキット)を構成するすべての公道セクションは、8月18日の午前8時から決勝レース後の21日夜まで、連続して閉鎖されるという。以前には、公道セクションはセッションの合間に一般に開放され、通行が許されていた。

 さらなるスケジュールと観客のアクセス、チケットの詳細などについて、ACOは5月に明らかにするとしている。