豊富な経験を活かし、上位進出を目指して奮闘する大嶋和也【2021年SFドライバー紹介】

 2021年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権は4月3〜4日に富士スピードウェイで開幕を迎える。第1戦を前に、2021年シーズンを戦うスーパーフォーミュラのドライバーたちのこれまでのレースキャリアやドライバーとしての特徴などを紹介する。今回は国内トップフォーミュラ参戦10シーズン目を迎える大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)だ。

 国内トップカテゴリーでは10年以上のキャリアを持つ大嶋和也。フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール(FTRS)でスカラシップを獲得すると、その後はトヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)のメンバーにも選ばれ、各カテゴリーで活躍。2005年にはフォーミュラ・トヨタ、2007年に全日本F3選手権とスーパーGTのGT300クラスと、数々のレースでタイトルを獲得してきた。

 2008年には、ヨーロッパに活動の場を移してF3ユーロシリーズやマカオGPを経験。2009年から再び日本に拠点を戻し、スーパーGTのGT500クラスとフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)デビューを果たした。

 GT500では参戦初年度から優勝を飾るなど活躍をみせたが、2016年にはランキング2位、2017年にはランキング3位となり、あと一歩でチャンピオンを逃す悔しい結果となった。それでも、諦めずにチャレンジを続け、2019年には脇阪寿一監督率いるLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sで、山下健太とともに念願のドライバーズタイトルを獲得した。

 2021年シーズン、スーパーGTでは山下とのコンビが復活し、かつて彼もドライブしていたENEOSカラーのマシンが登場するなど、注目度が増している。

 フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラでは、2010年の第5戦SUGOで初優勝を飾り、その後も上位に食い込む走りをみせた。2013年から2016年まではレギュラーシートを離れたが、2017年に再び参戦チャンスを掴んだ。特にオートポリスは相性が良く、過去に3度の表彰台を獲得している。

 2020年シーズンより、同年に立ち上がったROOKIE Racingに加入し、1台体制で上位を目指して奮闘している。

 現在は、国内の2大トップカテゴリーを主軸にしているが、ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦経験も豊富であるほか、2020年はROOKI Racingからスーパー耐久富士24時間レースのST-1クラスにスポット参戦し、チームのクラス優勝に貢献している。

■スーパーフォーミュラ:2020年シーズン戦績

出場:7回
優勝:0回
2位:0回
3位:0回
ポールポジション:0回
エンジン:トヨタ
獲得ポイント:5
獲得有効ポイント:5
ランキング:19位

2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)