「エンジン&タービンは純正のまま410馬力に到達!?」GフォースのGRヤリスが速すぎる!

「エンジン&タービンは純正のまま410馬力に到達!?」GフォースのGRヤリスが速すぎる!

ブーストアップで筑波58秒台に到達!

エンジンの限界点はいまだ見えず

最新スポーツモデルのパワーチューニングを徹底追求し、速さの限界領域を切り拓き続ける老舗“Gフォース”。GRヤリスも早々にデモカーを導入して、その可能性を探り続けている。今回は、そんなGフォースのデモカーを筑波サーキットに持ち込み、ポテンシャルチェックを行った。

パワースペックは完全なブーストアップ仕様だ。エンジン本体&タービンには手を入れず、モーテックの最新モデル(M142)で制御。最大ブースト圧2.3キロ時に、410ps/62kgmという強烈なパワースペックを絞り出している。

「エンジン本体の耐久性が非常に高く、ハイブースト仕様でもブローの気配が見えない。ただし、純正タービンの容量的には400psあたりで限界かな。すごいエンジンだよ」とは、Gフォース田澤氏。

エキゾーストマフラーは、Gフォースオリジナルのフルチタンモデルで武装。軽量化&排気効率向上を狙った砲弾タイプで、サーキット用に高回転域の抜けを重視したワンオフ品だ。ちなみに、Gフォースではストリート用に静音性を重視したサイレントモデルも用意している。

 

サスペンションもGフォースのオリジナルで、スプリングレートはフロント14kg/mm、リヤ16kg/mmの設定。ロール剛性を考慮してクスコの強化スタビも前後に導入している。

ホイールは前後共に9.5JのボルクレーシングTE37SAGA。アタック本番でのタイヤはポテンザのハイグリップラジアルRE-12D(265/35-18)を組み合わせる。

一方の室内は、サーキットスペックらしくドンガラのスパルタン仕様だ。内装パーツは撤去した上で、バッテリーも小型化。これにより、車重は純正から100kg近く絞り込まれている。

アタッカーを務めたのはNOB谷口。セッティングはまだ煮詰まりきっていない状態だったものの、あっさりと58秒573をマーク。ちなみに、一足先に筑波58秒台入りを果たしたHKSのデモカーはSタイヤ(アドバンA050)仕様だったため、ラジアル最速はGフォースという事になる。

圧巻の速さを見せつける老舗ショップのGRヤリス。どこまで戦闘力を高めていくのか、今後の進化が楽しみだ。

●取材協力:Gフォース 神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷2-39-68 TEL:045-716-8013