「ホンダeとN-ONE RSがサーキットに降臨!」ホンダアクセス想定外チューンド開発記Part.3

「ホンダeとN-ONE RSがサーキットに降臨!」ホンダアクセス想定外チューンド開発記Part.3

ヒルクライム仕様のN-ONE RSが走行シーンを公開

短期集中連載でお届けしているホンダアクセスの想定外チューンド開発記。第3回目となる今回は、ヒルクライム仕様のN-ONE RSによるサーキットテストの模様と、進化したゼロヨン仕様のHonda eを徹底チェックだ。

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ホンダeはドライカーボン化を敢行

2月26日、袖ヶ浦フォレストスピードウェイ。この日、ヒルクライムをターゲットに仕上げられたN-ONE RS『K-CLIMB(ケイクライム)』と、ドラッグレース仕様として進化を続けるホンダe『e-DRAG(イードラッグ)』の撮影会が行われた。

『K-CLIMB』のスペックを軽くおさらいしておくと、エンジン系はノーマルのまま、エクステリアの主要パーツをドライカーボン製へと変更。さらに、足回りは車高調と調整式アームの導入で、旋回性能を高めるチューニングが敢行される。

フレッシュエアをより多くエンジンルームに取り込むようにデザインされたドライカーボンバンパーは隅さんと高橋さんの自信作だ。

ドライカーボン製のリヤバンパーから覗くエキゾーストマフラーは、センター二本出しのスペシャル。軽自動車らしからぬ重厚なターボサウンドをサーキットに響かせていた。

この車両を走らせたホンダアクセス商品企画部の高橋さんは「ノーマルと比べると車高を下げた恩恵がかなり出ていますね。楽しいです」とコメント。

続けて「走らせなければ気付かないことは非常に多いです。ここから足回りを中心に煮詰めていって、もっと“楽しい”を追求していきたいですね」。

一方、開発が本格化している『e-DRAG』は、前回の取材時からフロントセクションとドアパネル、そしてリヤゲートのドライカーボン化を敢行。大幅な軽量化を行った状態にまで進化して いた。

フロントはバンパーからフェンダー、ボンネットまで一体成型のドライカーボンカウルで武装する。

リヤゲートはもちろん、ドアパネルもドライカーボン化。リヤドアは完全固定式のレーシング仕様だ。

「本当はこのクルマも走らせたかったんですが、直前まで行っていた外装パネル類の交換作業時にエラーが出てしまいまして。今回は間に合いませんでした」と、商品企画部(デザイン)に所属する加藤さん。

ホンダeは言わずもがな最先端のEVだ。電子制御デバイスが複雑に張り巡らされ、“何かを外すと何かのエラーが発生する“という事態が生じる可能性は高い。そんな話は以前から聞いていたが、まさにその問題に直面してしまったというわけだ。

今後はこうした問題点をひとつひとつ解決していきながら、ノーマルモーターで13秒台を狙うために各部のブラッシュアップを図っていくそうだ。

「モーターはガソリンエンジンでは不可能な瞬発力を有している上、駆動方式もトラクシ ョンに優れるRR。この特徴を生かしてチャレンジを続けていきます」と、商品企画部の隈さんは闘志を燃やす。

次回は、いよい完全体になった両車両のディティールを徹底チェックしていく予定なのでお楽しみに。

●問い合わせ:ホンダアクセス TEL:0120-663521