FIAとフェラーリによる女性ドライバー支援プログラム『ガールズ・オン・トラック』、2023年まで活動を継続へ

 フェラーリは、FIAとともに『ガールズ・オン・トラック』の計画を2023年末まで延長し、また、フランス人ドライバーのデボラ・マイヤーが率いる『アイアン・デイムス』との提携を結んだことを発表した。

 昨年、FIAはフェラーリと才能発掘プログラムである『ガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』の立ち上げで協業し、16歳のマヤ・ウィーグが名門フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)における初の女性ドライバーとして選出された。ウィーグは5月のイタリアF4で、アイアン・デイムスのマシンでシングルシーターレースのデビューを飾る。

 今年はFIAと『女性のモータースポーツ活動推進委員会』は提携関係を更新し、フェラーリはFDAに加入させる可能性のある人数を2倍の4名にする予定だ。

フェラーリ・ドライバー・アカデミー入りが発表されたマヤ・ウィーグ
フェラーリ・ドライバー・アカデミー入りが発表されたマヤ・ウィーグ

「デボラ・マイヤー率いるアイアン・デイムス・プロジェクトとの協業により、この新たなパートナーシップにさらなる価値が加えられた。マイヤーは長年にわたり、フェラーリのマシンによる女性のモータースポーツ参加促進の最前線にいる」とフェラーリは説明した。

「フランス人ドライバーであるマイヤーは、フェラーリ・チャレンジとGTレースに参戦したことがあり、フェラーリ・コルセ・クリエンティXXプログラムにも参加している。彼女はプロジェクトを成功させようと決意している」

「このため、彼女は『ガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』を支援する決断をした。彼女自身のアイアン・リンクス・レーシングチームのマシンを提供し、FDAの若手女性ドライバーたちは、アイアン・デイムスの名の下でレースに出るのだ」

「フェラーリにおける『FIAガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』の第1期が終了したが、この数カ月に我々は世界中から多大な支援を受けた」とフェラーリのレーシングディレクターを務めるローレン・メキースは述べた。

「このプログラムが生み出したポジティブなエネルギーは素晴らしいものだ。FIAとともにこのプログラムの成長を確実に継続するようにし、世界中の女性がモーターレースに参加する機会を常に増やしていくという責任を感じている」

「この件でアイアン・デイムスとデボラ・マイヤーを迎えることができたことは非常に喜ばしいことだ。彼女は『FIAガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』プログラムに向けたフェラーリ・ドライバー・アカデミーの長期的なパートナーとなる」

「我々はFIA認定のイタリアF4選手権にデボラのチームから初参戦するマヤに対して、最高のサポートを提供することを目指している」

FIAとフェラーリによる初の女性ドライバー育成プログラム『ガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』
FIAとフェラーリによる初の女性ドライバー育成プログラム『ガールズ・オン・トラック-ライジング・スターズ』