ポルシェ、タイプ992ベースの新型GT3マシンを2023年に投入へ。2022年にテスト参戦か

 ポルシェのファクトリー・モータースポーツ・ダイレクター、パスカル・ズーリンデンによれば、FIA GT3規格の新型911 GT3 Rは2023年にデビューする予定であり、すでに車両の開発が進められているという。

 まもなくロードカーが販売開始となる911 GT3をベースとしてFIA GT3仕様に仕立てられる新世代の911 GT3 Rは、最近レースデビューした911 GT3 カップカーに続く、タイプ992型における2番目のレーシングカーとなる。

「我々は、992をベースにした新しいGT3 Rを2023年に持ち込む予定だ」とズーリンデンはSportscar365に対して認めた。

「我々は、作業に取り組んでいる」

 ズーリンデンはマシンの詳細について明らかにしなかったが、既存のタイプ991ベースのGT3車両(本記事メイン写真)は、新たなFIA GT3規則が導入される状況下においても、少なくとも来年までは適格であることを認めている。

 BMWは、2022年にまったく新しいGT3マシンを導入する唯一のメーカーであると考えられている。ランボルギーニやアウディなど他のGT3メーカーは、既存のマシンにEvoキットを追加することを選択するものと理解されている。

 タイプ992型の新型911 GT3 Rの計画には、ホモロゲーション取得前の開発の一環として2022年に数戦のレース出場が含まれること、そしてカスタマーチームのレースデビューは2023年1月のIMSAデイトナ24時間レースで行なわれる予定であることを、Sportscar365は理解している。

 これは、ポルシェにおいて新型LMDhマシンの開発作業と並行して行なわれることを意味する。LMDhマシンも2023年のデイトナでのデビューを予定しており、その約1年前となる2021年内のロールアウトを目指している。

新型911 GT3カップは、2021年からポルシェ・モービル1・スーパーカップ、ドイツ、フランス、アジア、ベネルクスの各カレラカップ、ポルシェカレラカップ・アジア、ポルシェカレラカップ・ノースアメリカで採用される
新型911 GT3カップは、2021年からポルシェ・モービル1・スーパーカップ、ドイツ、フランス、アジア、ベネルクスの各カレラカップ、ポルシェカレラカップ・アジア、ポルシェカレラカップ・ノースアメリカで採用される