大原がおり&矢部美穂が86/BRZのレースクイーンに挑戦「私たちの横断幕も作ってほしい!」

 いよいよ開幕を迎えた2021シーズンの国内モータースポーツ。3月20日~21日にツインリンクもてぎで行われたスーパー耐久シリーズ2021 powered by HANKOOKとTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceが、多くのドライバーにとって今シーズンの初戦となった。

 同じく、各チームのレースクイーンたちもツインリンクもてぎで新シーズンの開幕を迎えた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で、レースによってはレースクイーンの参加ができなかったり、人数制限がかけらたりすることもあったが、今年はマスク着用やサーキットイベントの中止など通常とは異なる制限はあるものの、ツインリンクもてぎではレースクイーンがシーズン開幕戦に華を添えた。

 その中で注目を集めたのが86/BRZ Raceに参戦するASSO MOTOR SPORTSのレースクイーン「Owltech Lady」だ。

 今シーズンはタレント、女優として芸能界で活躍中の矢部美穂さん、グラビアやタレントとしてこちらも芸能界で活躍する大原がおりさんが開幕戦に登場。全8大会のうち6大会で、スーパーGTなど国内各カテゴリーでレースクイーンとして活躍する生田ちむさんとともに、レースクイーンとして活動することとなった。

 ツインリンクもてぎでの開幕戦では3人がそろって登場。クラブマン・オープンクラスに参戦する加藤秀幸、山本哲也に加え、プロフェッショナルクラスに参戦する脇阪寿一のレースをサポートした。

 以前からレースクイーンに憧れ、熱心にアプローチを続けた結果、昨年の86/BRZ Race最終戦でレースクイーンデビューという夢を叶えた大原がおりさん。長年の夢を叶えて感無量だった一方、レースクイーンという仕事の厳しさも痛感したという。

「思っていた以上に難しかったですね。(レースクイーンとして)やらなくてはいけないことが多いですし、私はグラビアを20年くらいやっていましたけど、ポージングが全然違います」

「どうしてもグラビアの時のように胸元を寄せてしまいがちでしたが、レースクイーンはチームやスポンサーのロゴを見せることを重要視しています。だから、かがむ必要はないんだけど、どうしてもかがんでしまいますね(笑)。傘をさすのも難しくて、すごく練習しました」と大原さん。それでも、もう一度挑戦したいという気持ちが強く、同じOwltech Ladyとして2021シーズンも活動することとなった。

「レースクイーンの業務を終えて自宅に帰ってきた時に、半分ぎっくり腰みたいになって、翌日とかは立つことができませんでした。やっぱり、40代には難しいお仕事なのかなとは思いましたけど、やっぱりレースクイーンをやるのは夢だったので、もう1年やりたいなと思っていて、今年もOwltech Ladyとして活動させていただくことになりました」

 一方、矢部美穂さんはプライベートでサーキットに来たことはあるものの、仕事としてレースの現場に携わるのは初めて。生田の見よう見まねで、業務をこなしていた。

「最初はグラビアに戻ろうかなと思ったんですけど、最近のグラビアは露出が多くて、この歳になってすごく露出するというのは体力的にもポジション的にも、ちょっと違うかなと思いました」

「でも、レースクイーンの方たちは露出とかを求められず、笑顔でお仕事するようなポジションがあるということを知りました。レースもプライベートで見に来させてもらっていて、カッコいいなと思いながら見ていました」

「元々オウルテックの代表とお仕事をしていて、一昨年にも、そのつながりでツインリンクもてぎに来たことがあります。代表から『矢部ちゃん(RQを)やってみる?』と言われて、『じゃあやります』という流れで、今回の話が決まりました」

「最初は何も手順がわからなかったので、後ろからついていく感じで、覚えていくしかないなと思いました。わからないことがあれば、随時(生田)ちむちゃんに聞いたりしていました」

「端から見て、ぎこちない動きとかしていたらバレるじゃないですか。(動き方とかが)これで合っているのかな?とか、オドオドしている雰囲気が出たら嫌だなと、気をつけていましたね」

「でも、レースクイーンのお仕事も大事だけど、みんなが楽しまないと、周りも楽しめないから、『楽しんでやってください』というのいちばんに言われていましたし、自分もそれを意識してやっていました」

 やはりシーズンの初戦ということもあり、メディアの取材対応も多く、忙しい1日を過ごしていた矢部さん。それでも、レースに対していろいろなことに関心を持っていたのが印象的だった。

「レースクイーンになると、やっぱりチームを応援する気持ちが、より強く入りますね。私がもともと競争ごとが大好きで、タイムとか順位とかすごく気にするタイプです」

「実際に現場に来て、知らないこともたくさんあってビックリしました。加藤選手の車載映像とかも見せていただいて、ものすごくリアルでした私、実は自動車の免許を持っていないんですけど、こうして見ていると、免許がほしくなりました!」

 このふたりの“先生”という立場なのが、レースクイーン7年目を迎える生田ちむさんだ。

 サーキット内での業務については経験豊富で、自身が見本となって彼女たちを先導していたが、逆に人生の先輩として彼女たちから教わることも多かった様子で、「おふたりからも学ぶことがすごく多くて、お互いにいい意味で刺激し会えているのかなと思います」と、いつもと違った新鮮な気持ちで、サーキットでの業務をこなしていた。

 第2戦以降も、全戦ではないがOwltech Ladyとして86/BRZ Raceで活躍することになるという大原さんと矢部さんだが、レースクイーンとしてひとつ憧れていることがあるという。

「今回ちむちゃんを応援する横断幕がグランドスタンドに出ていましたけど、ああやって私たちの横断幕ができるとうれしいなと思っています。美穂ちゃんと連名でいいので、バナーができると嬉しいですよね」と大原さん。

 サーキットではおなじみの光景ととなったスタンドの応援横断幕。ファンの方たちが自らが推しのドライバーやレースクイーンの横断幕を作成。最近では、いい場所を求めて、レース前日にサーキットへ来て横断幕を設置している。

「スタンドに自分の横断幕があると、やる気が出ますよね。ぜひ私たちの横断幕もよろしくお願いします(笑)」と矢部さんも強く希望していた。

 話題を集めたタレントふたりのレースクイーン活動。今後も、彼女たちのサーキットでの活躍に注目だ。

雨の中のグリッドでレースクイーンとして立つ大原がおりさん、矢部美穂さん、生田ちむさん(左から)
雨の中のグリッドでレースクイーンとして立つ大原がおりさん、矢部美穂さん、生田ちむさん(左から)

2021年の86/BRZレースでOwltech Ladyとして活動する大原がおりさん、生田ちむさん、矢部美穂さん
2021年の86/BRZレースでOwltech Ladyとして活動する大原がおりさん、生田ちむさん、矢部美穂さん