マルク・マルケス、第1戦カタールGPと第2戦ドーハGPを欠場「最適なコンディションまで回復が必要」/MotoGP

 3月22日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているレプソル・ホンダ・チームは、マルク・マルケスが2021年シーズンの初戦となる第1戦カタールGPと第2戦ドーハGPを欠場すると発表した。

 マルケスは昨年の7月19日に開催されたMotoGP第2戦スペインGPの決勝で転倒を喫して右上腕骨を骨折。7月21日に手術が行われたが、状況の悪化もあり8月3日と12月3日にも追加で手術を受けることとなった。

 3月12日には、レントゲン写真で骨の癒合が十分に進んでいることが確認され、体力と運動能力の回復プログラムを強化する目的で、翌日の13日にミニバイクを走らせた。

ホンダRC213V-Sでカタロニア・サーキットを走ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
ホンダRC213V-Sでカタロニア・サーキットを走ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 その後、カタロニア・サーキット、アルガルベ・インターナショナル・サーキットでホンダの市販車1000ccバイクであるRC213V-Sを走らせて身体のコンディションを確認した。

 久々のサーキット走行では膝や肘を擦る場面も見られたため、2021年の開幕戦での復帰が期待されたが、マルケスは22日にスペインのマドリード市内にあるルーベル国際病院の医療チームとともに、3月26~28日に開催される第1戦カタールGPと4月2~4日の第2戦ドーハGPを欠場することを決めた。

 5名の医師で構成される医療チームによると3度目の手術から15週間が経過した現在、トレーニングを強化した結果は良好だったという。しかし、骨の癒合の状況を考慮すると、激しい競技となるレースでのリスクを避けることが賢明かつ必要であると判断して、マルケスの復帰を早めることなく欠場させることを選んだ。

MotoGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
MotoGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 マルケスは「医療チームとの最後の検討の結果、医師からカタールGPへの参戦を見合わせて、ここ数週間に行ってきた回復プランを継続することが最も賢明であるとアドバイスを受けたんだ」とコメントした。

「世界選手権の開幕戦に出場したかったけど、競技に復帰できる最適なコンディションまで回復できるように、引き続き努力しなければならないね」

 マルケスは4月12日に再度メディカルチェックを受ける予定であり、第3戦ポルトガルGPで復帰を果たす可能性がある。

2021MotoGP:マルク・マルケス、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)が駆る2021年型ホンダRC213V
2021MotoGP:マルク・マルケス、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)が駆る2021年型ホンダRC213V