決勝は日本時間土曜夜スタート。小林可夢偉も参戦するセブリング12時間基本情報【スケジュール、TV放送、エントリーなど】

 3月20日(土)、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイにおいて、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2021年第2戦となる『モービル1セブリング12時間レース』が開催される。

 今回で69回目の開催と、長い歴史を誇るセブリングでの12時間耐久レース。1月の開幕戦デイトナ24時間レースでは惜しくも総合2位となった日本の小林可夢偉が、デイトナと同じくキャデラックDPi-V.Rで参戦することでも注目される。

 レースウイークに先立ち、ここでは最新のエントリーリストやスケジュール、追加レギュレーションなどを以下にまとめておこう。

■第69回セブリング12時間レース スケジュール

※カッコ内は日本時間。日本からの時差は−13時間
※ウェザーテック・スポーツカー選手権のスケジュールのみ記載

・3月18日(木)
9:05〜10:05(22:05〜) プラクティス1
13:55〜15:10(翌2:55〜) プラクティス2
19:30〜21:00(翌8:30〜) プラクティス3

・3月19日(金)
11:15〜12:45(翌0:15〜) 予選

・3月20日(土)
10:10(翌23:10) レーススタート
22:10(翌11:10) レースフィニッシュ

■開催コース

セブリング・インターナショナル・レースウェイ(アメリカ・フロリダ州セブリング)
1周:3.74マイル(時計回り。コーナー数:17)

■TV放送/ストリーミング

※以下はすべて日本時間

・J SPORTS 3
3月20日(土)23:00〜26:00 生中継

・J SPORTS 4
3月21日(日)8:30〜11:45 生中継

・ J SPORTSオンデマンド
3月20日(土)23:00〜21日(日)11:45 LIVE配信

https://www.jsports.co.jp/motor/12hoursofSebring/

■最新エントリーリスト

 3月10日に公開されたエントリーリストでは、5クラス36台のマシンが名を連ねているが、その後1台が追加されることが明らかになった。

 新たにエントリーするのはWINオートスポーツで、LMP3クラスに83号車としてデュケインD08・ニッサンを送り込む。ドライバーはマット・ベル/ロドリゴ・セールズ/ニクラス・クレッテンというラインアップだ。

 WINオートスポーツは開幕戦のデイトナからLMP2クラスにエントリーしているが、これにより2クラス・2台体制でウェザーテック選手権に参戦することとなった。LMP3クラスは7台で争われることになる。

小林可夢偉がジミー・ジョンソン、シモン・パジェノーとともにステアリングを握るアリー・キャデラック・レーシングの48号車キャデラックDPi-V.R
小林可夢偉がジミー・ジョンソン、シモン・パジェノーとともにステアリングを握るアリー・キャデラック・レーシングの48号車キャデラックDPi-V.R

■アキュラNSX GT3やレクサスRC F GT3のBoPが変更

■特別(追加)規則

 セブリング12時間レースにおいて、通常の規則に追加される主なスポーティング規則は、以下のとおり。

・タイヤセット数
DPi:23セット(ミディアム)
LMP2:23セット(ミディアム)
LMP3:18セット
GTLM:21セット
GTD:18セット

・最低運転時間
DPi/GTLM:1時間
LMP2/LMP3/GTD:3時間

・最大運転時間
全クラス:最大7時間。また、連続する6時間のうち4時間を超えてはならない

・ピットストップ義務付け(LMP3のみ)
最初の10時間のうち1度、4分間のピットストップを義務付け(アンダー・グリーンまたはFCY時)

セブリングのバンピーな路面は、タイヤにも厳しいことで知られる
セブリングのバンピーな路面は、タイヤにも厳しいことで知られる

■GTDクラスの新予選方式

 今回、GTDクラスでは2セッションにわたる新たな予選方式が採用される。決勝のスターティンググリッドを決めるためのセッションとなる最初の15分間は、ブロンズまたはシルバーのドライバーによってのみ、争われる。

 そのあとに続く15分のセッションはGTLMクラスと混走となり、ここでの順位で『予選ポイント』が付与される。

 その他クラスは従来どおり1セッションのみの予選となるが、デイトナ24時間レースにおける予選レース『モチュール・ポール・アワード100』のケースと同様に、予選ポイントが付与される。

■BoPの変更

 3月10日、IMSAはセブリングに向けたBoP変更を伴うテクニカル・ブルテンを発行。1月のデイトナ24時間はその独特なコース形状ゆえ他のサーキットとは異なる独立したテーブルが採用されるため、実質このセブリング向けの数値が今シーズンのイニシャルBoPとなる。

 DPiクラスのBoPは、最低重量、出力ともに昨年最終戦のセブリングから変更されていない。

 GTLMクラスのポルシェ911 RSRは昨年最終戦と比べ、エンジンのエアリストリクター径が0.7mm拡大、一方BMW M8 GTEではほとんどの回転域においてターボのブースト圧が下げられている。シボレー・コルベットC8.RのBoPに変更はない。

 GTDクラスではアキュラNSX GT3 Evoがプラス10kg、BMW M6 GT3とレクサスRC F GT3、メルセデスAMG GT3 Evoがそれぞれプラス20kgの重量増加となるなか、NSXとM6ではターボのブーストレベルがわずかに上げられている。また、RC Fは昨年最終戦に比べてリストリクター径が1mm拡大されている。

GTLMクラスに参戦するウェザーテック・レーシングのポルシェ911 RSR
GTLMクラスに参戦するウェザーテック・レーシングのポルシェ911 RSR