フルEVハイパースポーツ「リマック C_Two」、プレ生産モデルでのウェザーテストを公開 【動画】

フルEVハイパースポーツ「リマック C_Two」、プレ生産モデルでのウェザーテストを公開 【動画】

Rimac C_Two

リマック C_Two

最高気温48度・最低気温-28度の環境下でテスト

クロアチアを拠点とする自動車メーカー「リマック・アウトモビリ(Rimac Automobili)」は、現在開発を続けているフルEVハイパースポーツ「C_Two」のウェザーテストを敢行。その様子を撮影した動画を公開した。

現在、C_Twoは各国の交通法規に対応した開発プログラムの最終段階にある。C_Twoはカナダの極限の寒さから中東の砂漠地帯の酷暑などにも対応し、世界中で販売することを想定している。今回、あらゆる環境に対応できるよう、C_Twoの暖房・冷房を含む空調システムのテストが行われた。

フルEVハイパースポーツ「リマック C_Two」、プレ生産モデルでのウェザーテストを公開

2021年後半の生産開始に向けて続く様々なテスト

今回、最高気温48度、最低気温-28度の空間を再現できる気候室を使用。C_Twoは高湿度かつ48度という厳しい環境で、さらに太陽光に照らされながら車内温度を70度まで上昇。その後、エアコンディショナーのコンプレッサー、ポンプ、ファンが正常に作動し、コンポーネントをオーバーヒートさせることなく、室内温度を22度にまで下げている。

続いて、ドアを大きく開けたまま、-28度の気温の中で一晩放置。これによりC_Two全体に薄い氷の層が形成された。氷点下では車内の液体濃度が上がるため、ポンプ類の作動不良を起こす可能性が生じる。しかしこの状態でも、C_Twoに搭載されたすべてのポンプ類は問題なく作動。各国のホモロゲーション取得に向けた目標値を楽々とクリアしている。

今回のウェザーテストに続き、プレ生産モデルは各種ホモロゲーションテスト、耐久テスト、トリム類のクオリティテスト、騒音振動の調整などが行われる。さらに最終的な製品評価のプロセスを経て、2021年後半から生産仕様が製造される。また、数ヵ月以内にも最終スペックが公開される予定だ。