グリッケンハウスのル・マン・ハイパーカー、バレルンガでのテスト中にクラッシュ

 2021年よりWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するアメリカのスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)のル・マン・ハイパーカー(LMH)、『グリッケンハウス007 LMH』が、3月16日にイタリアのバレルンガで行なわれていたテスト中にクラッシュした。

 グリッケンハウス007 LMHはイタリアのポディウム・アドバンスド・テクノロジーズ社で組み立てられており、これまでのテストもすべてイタリア国内で行なわれてきた。今回、バレルンガにて複数日にわたるテストを実施していた007 LMHは、16日の走行においてバリアとの接触によりダメージを受けたという。

 グスタボ・メネゼス、ロマン・デュマ、ライアン・ブリスコー、リチャード・ウエストブルックが現場にいたと見られるが、誰がドライブしていたのかは明らかにされていない。

「007はアウトラップでコースオフした」とチームオーナーのジム・グリッケンハウスはSportscar365に対し語っている。

「全員、無事だ。マシンには問題ない」

「我々はマシンを改良し続け、スケジュールどおりにテストを再開する」

 グリッケンハウスによると、15日月曜に200周にわたるテストを完了したあと、火曜日にアクシデントは起きたという。また、このクラッシュより前に、FIAのクラッシュテストに合格しているとのことだ。

 SCGは現在、1台のシャシーでテストを行なっている。2台目のシャシーは5月にスパ・フランコルシャンで開催される開幕戦に向けて準備中だ。

 007 LMHは先月、デュマの手によってバレルンガでシェイクダウンされている。さらにその後、モンツァでも追加のテストを実施し、合計600kmを走行していた。

 マシンのホモロゲーション直前に予定されているモーターランド・アラゴンでの30時間耐久テストに先立ち、チームは10日以内にバレルンガへと戻ってさらなるテストを実施する予定だという。