BBCなどで活躍した伝説のF1解説者、マレー・ウォーカー氏が死去。享年97

 イギリスのF1放送で解説を務めたマレー・ウォーカー氏が亡くなったことが明らかになった。享年97。

 退役軍人で、オートバイのレースやトライアルのチャンピオンでもあるウォーカー氏。1948年にシェルズリー・ウォルシュ・ヒルクライムで放送キャリアをスタートさせると、その後はツーリングカーやトラックレース、ラリークロスなど様々なモータースポーツを担当した。

 そんなウォーカー氏は1978年からBBCの専任解説者となり、F1解説で脚光を浴びるようになった。2001年のアメリカGPを最後に解説者のキャリアを終えたが、F1の最も象徴的な瞬間を情熱的に、そして興奮に満ちて解説するだけでなく、その謙虚な姿勢でウォーカー氏は世界中のF1ファンからの支持を得てきたのである。

 Formula1.comによると、ウォーカー氏は2011年に受けたインタビューにおいて、「自分の仕事は情報を提供するだけでなく、楽しませることだと思っていた」と述べており、解説者のキャリアについて以下のように語っている。

「私の視聴者が求めていたのは、私が幸運にも目の当たりにした興奮を共有することだった。仕事で数え切れないほど世界中を周り、仕事でなければ決して訪れることもなかったであろう国にも行き、素晴らしい人々と親睦を深めた。私はとてつもない幸運に恵まれている」

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2009年にイギリスのブランズハッチで行われたWTCC第15&16戦。アレックス・ザナルディにインタビューをするウォーカー氏
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2007年F1開幕戦オーストラリアGP ウォーカー氏が当時ホンダに所属していたジェンソン・バトンにインタビュー

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