マルク・マルケス、右腕の回復を確認「レース復帰も視野に入れる」とホンダ/MotoGP

 3月12日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているレプソル・ホンダ・チームは、2020年12月3日に3度目の手術を受けたマルク・マルケスの右腕の状態が良好であり、レース復帰を視野に入れて回復プログラムを強化すると発表した。

 マルケスは、昨年の7月19日に開催された2020年MotoGP第2戦スペインGPの決勝で転倒を喫した際に、右上腕骨を骨折。7月21日に骨折部を固定する手術を受けた状態だが、メディカルチェックを通過して第3戦アンダルシアGPの予選日の走行に挑んだものの決勝は欠場した。

2020MotoGP第2戦スペインGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2020MotoGP第2戦スペインGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 8月3日には固定に使用したチタンプレートがダメージを受けていたことが判明したため、2度目の手術でプレートを交換。その後はリハビリに専念したが、状況が悪化してしまい骨の再生が止まる偽関節の症状が出たため、12月3日に3度目の手術を受けて腸骨の移植と新たなプレートの配置を行った。

 手術してから6週間が経過した1月14日には回復具合についての診断を受け、レントゲン写真では経過良好が確認されており、抗生物質治療を継続。術後10週間の2月12日には右腕の状態が良好であることが確認されていた。

2021MotoGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2021MotoGP:マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 そして術後14週間の今回、レントゲン写真で骨の癒合が十分に進んでいることがわかった。マルケスは今後、体力と運動能力の回復プログラムを強化して、徐々にレースへの復帰を視野にいれていくという。また、現在は右腕のプロテクターを外して過ごしているようだ。

 現在行われているカタール公式テストには参加していないが、第1戦カタールGPの暫定エントリーにマルク・マルケスの名前も記載されており、3月26~28日の開幕戦で復帰する可能性がある。