F1、開催地未定の第3戦をポルトガルで開催。ポルティマオで2年連続のグランプリが決定

 3月5日(金)、F1は2021年シーズンの第3戦として『ハイネケン・F1ポルトガルGP』をポルティマオのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催すると発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オーストラリアでは入国時に厳格な措置を取っていることから、開幕戦として予定されていたオーストラリアGPが11月に延期された。また移動制限によって中国GPが当初のスケジュール通りに開催できなくなり、2021年シーズンのカレンダーには若干の変更が加わったが、4月30日〜5月2日に予定されている第3戦の開催地が未定のままとなっていた。

 先月にはポルトガルでF1を開催する意向が明らかになっていたが、この度グランプリの開催が正式に認められ、ポルティマオでの2年連続開催が決まった。

 かつてはエストリルでF1を開催していたポルトガルだが、1996年を最後に開催が途切れていた。だが2020年は新型コロナウイルスの影響により多くのレースが中止や延期を余儀なくされ、急きょポルティマオでの代替開催が決定。初めてポルティマオでF1が開催され、またロードレース世界選手権MotoGPの2020年最終戦も同地で行われた。

バルテリ・ボッタス(メルセデス)&マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第12戦ポルトガルGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)&マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、ポルトガルGPの開催決定について、次のように語った。

「昨年の大成功を受けて、再びポルティマオでレースを行うと発表できることを大変嬉しく思っている。ここまで到達するためのプロモーターとポルトガル政府の努力と献身に感謝したい」

「昨年は安全に17レースを開催し、困難な時期に何百万人ものファンにスリリングなレースをお届けできると証明したので、我々は2021年のシーズンに自信を持っている」

「今シーズンも安全な方法でポルティマオにファンを迎え入れたいと考えており、プロモーターと計画の詳細を詰めているところだ」

 これで全23戦のカレンダーが決定したが、開催時期をシーズン後半に移動させる可能性があると言われていた中国GPについては何も発表されていない。

■2021年F1世界選手権カレンダー(2021年3月5日時点)

Round 日程 開催地
1 3月28日 バーレーン(サクヒール)
2 4月18日 イタリア(イモラ)※
3 5月2日 ポルトガル(ポルティマオ)
4 5月9日 スペイン(バルセロナ)
5 5月23日 モナコ(モナコ)
6 6月6日 アゼルバイジャン(バクー)
7 6月13日 カナダ(モントリオール)
8 6月27日 フランス(ル・キャステレ)
9 7月4日 オーストリア(シュピールベルク)
10 7月18日 イギリス(シルバーストン)
11 8月1日 ハンガリー(ブタペスト)
12 8月29日 ベルギー(スパ・フランコルシャン)
13 9月5日 オランダ(ザントフォールト)
14 9月12日 イタリア(モンツァ)
15 9月26日 ロシア(ソチ)
16 10月3日 シンガポール(シンガポール)
17 10月10日 日本(鈴鹿)
18 10月24日 アメリカ(オースティン)
19 10月31日 メキシコ(メキシコシティ)
20 11月7日 ブラジル(サンパウロ)
21 11月21日 オーストラリア(メルボルン)※
22 12月5日 サウジアラビア(ジェッダ)※※
23 12月12日 アブダビ(ヤス島)

※世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認が必要
※※サーキットのホモロゲーションが必要