ウイリアムズF1、エイトケンとのリザーブドライバー契約を延長

 ウイリアムズF1チームは、ジャック・エイトケンが2021年もチームの公式リザーブドライバーを務めることを、3月4日に発表した。

「2021年シーズンもジャックを起用できることを喜ばしく思う」とチーム代表のサイモン・ロバーツは、木曜日に発表されたチームのプレスリリースで述べ、エイトケンが引き続きチームと働き、パフォーマンス向上に貢献していくことを明らかにした。

「彼は素晴らしい才能の持ち主であり、すぐにチームの人気メンバーとなった」とロバーツは語った。
「彼は才能があり、信じられないほど懸命に仕事に取り組む人物だ。今シーズンも彼がチームにふたたび貢献してくれることを楽しみにしている」

 25歳の韓国系イギリス人のエイトケンは、2020年にウイリアムズに加入する前はルノーのヤング・ドライバー・アカデミーのメンバーだった。その間に彼はGP3とFIA-F2に参戦するかたわら、ルノーの公式F1テストドライバーを務めていた。

 エイトケンは2020年サクヒールGPでウイリアムズのレギュラードライバー、ジョージ・ラッセルの代役に起用され、F1デビューを飾った。ラッセルが、新型コロナウイルス検査で陽性となったルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスに招集されたためだ。

「昨年バーレーンで行われたサクヒールGPでの彼のパフォーマンスには感心させられた。直前に知らされた挑戦に踏み出し、週末の間、強力なパフォーマンスを発揮してみせた」とロバーツはコメントした。

ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)
2020年F1第16戦サクヒールGP ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)

 エイトケンは2020年、オーストリアのレッドブルリンクで行われた第2戦シュタイアーマルクGPでウイリアムズのFP1セッションを担当し、シーズン中はチームのシミュレーターによる重要な開発作業をグローブのファクトリーで行ってきた。

 チームは、エイトケンには2021年シーズンにもFP1セッションに出場するチャンスを与えると述べている。

「昨年、僕のそれまでのキャリアのなかで最も特別な瞬間のひとつが与えられた。引き続きウイリアムズのリザーブドライバーの地位に残れることを心から喜んでいる」とエイトケンは語った。

「グローブで短い時間を過ごしたが、すでに多くの友人ができたし、チームとして成功したいという強い願望がある。ここで皆が持っているプロ意識と職業倫理を目にしたことで、僕は誇りを持ってこのチームのウエアを身に付けることができる」

「昨年のサクヒールGPでレースの感触を味わったが、レーシングドライバーとして成長を続ける一方で、できる限りのサポートを提供することに専念している」

「この役割と共に務める他のプログラムについても近々発表される予定だ。そのプログラムは、この目標の達成の役に立つだろうし、僕のスキルをさらに拡大するチャンスを与えてくれるだろう」

 現在25歳のエイトケンは、2018年から2020年の3年間、FIA-F2に参戦、最初の2年に4勝を挙げている。