DTM:スパ&ニュル24時間王者のローヴェ・レーシングがBMW M6 GT3で参戦

 2020年にスパ・フランコルシャン24時間レースと、ニュルブルクリンク24時間レースを制したローヴェ・レーシングは3月1日、2021年はDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦すると発表した。今年GT3規定へと生まれ変わるDTMに、最大2台のBMW M6 GT3を投入する。

 ローヴェ・レーシングは、ワーケンホルスト・モータースポーツに続く、GT3による新時代のDTMへの参戦をコミットした2つ目のBMWチームとなる。ドライバーラインアップについてはまだ発表されていない。

 ローヴェ・レーシングはNLSニュルブルクリンク耐久シリーズおよびニュルブルクリンク24時間レースを通じ、BMWでの耐久レース参戦も継続するものと理解されている。

 ローヴェはアレクサンダー・シムズ/ニッキー・キャッツバーグ/ニック・イェロイ/フィリップ・エングがドライブするBMW M6 GT3で2020年のニュルブルクリンク24時間レースを制している

 また、ニック・タンディ/アール・バンバー/ローレンス・ファントールがドライブしたポルシェ911 GT3 Rでスパ24時間レースでも優勝を飾っている

 これによりローヴェは2012年のフェニックス・レーシング以来の、同年にスパとニュルブルクリンクの両24時間レースを制したチームとなった。

 ローヴェのDTMプログラムは、ポルシェでのスパ24時間に焦点をあてたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップを犠牲にして行なわれる可能性がある。先月、ローヴェ・レーシングチームの代表であるハンス・ピーター・ナウンドルフはSportscar365に対し、DTMとGTWCの双方に同時参戦するのではなく、どちらかを選択する必要があると述べていた。

「DTMへの参入は、ローヴェ・レーシングにとって素晴らしいストーリーである」とDTMデビューの発表後、ナウンドルフは述べている。

「DTMには豊かな伝統があり、長年にわたってヨーロッパでもっとも人気のあるハイクラスなツーリングカー・シリーズだ」

「チームとしても、ずっと関心はあった。シリーズがGT3へと規定を切り替えたおかげで、ついにローヴェ・レーシングがDTMに参入できるようになったという事実は、モータースポーツのルーツをDTMに持つ私個人にとっても、非常に素晴らしいことだ」

「新たな技術規則に基づいたDTMに、最初の年から参戦できてファンタスティックだ」

「スプリントレース、一流のチームとドライバー、そして少なくとも5つのマニュファクチャラーのマシンで争われるDTMに参戦することは、我々のチームにとって大きな、そして新しい挑戦だが、我々はそれに挑むことが幸せだし、モチベーションを与えられている」

「なお、DTMに参戦することは、我々が愛する耐久レースに背を向けることを意味しない。今シーズンは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでの大規模なプログラムも計画している」

2020年ニュルブルクリンク24時間決勝レース
2020年ニュルブルクリンク24時間決勝レース