『グリッケンハウス007 LMH』1号車が組み立て完了。シェイクダウンへ【SNSまとめ】

 2021年から始まるWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参加するスクーデリア・キャメロン・グリケンハウスが、組み上がったばかりの新型マシン『グリッケンハウス007 LMH』をSNSで初公開。トラックに運び込まれる様子が見られ、まもなくシェイクダウンが行われる見込みだ。

 グリッケンハウス007 LMHはアメリカのスポーツカーメーカーであるスクーデリア・キャメロン・グリケンハウス(SGC)が、フェラーリも2023年から参戦を開始するとアナウンスしたWECの新しい最高峰クラスに投入する新型レーシングマシンだ。

 同じく2021年のハイパーカークラスに参戦するTOYOTA GAZOO RacingのトヨタGR010ハイブリッドと、アルピーヌ・エルフ・マットミュートが走らせるLMP1カー、アルピーヌA480・ギブソンが直接のライバルとなるこのマシンは、イタリアのポディウム・アドバンスド・テクノロジーズの下で開発が行われてきた。

 SGCは今季、2台体制でWEC/ル・マン24時間レースに臨むことをアナウンスしているが、まずはその内の1台目がイタリアのファクトリーで組み立てられ、今月11日の火入れに続き今週、車両全体の組付けが完了。カラーリングされていない状態ながらその姿が初めて明らかになった。

 ピポモチュール製の3.5リットルV8ツインターボが搭載されているグリッケンハウス007 LMH。Twitter(@Glickenhaus)で公開された組み立て後の画像では、LEDが6段連なる大型かつなだらかな傾斜の前照灯の他、ほとんど凹凸のないノーズ部や、垂直フィンが6本備え付けられたリヤウイングなど従来のプロトタイプカーでは見られなかった印象的な外観の処理がなされているのが確認できる。

 また、現地24日に投稿されたツイートでは、完成したマシンがサーキットに搬入される様子も確認でき、まもなくシェイクダウンが行われることが示唆されている。

 まずは各部のチェックを実施に留まり本格的な走行テストは次回以降になると推測されるが、ニュルブルクリンク24時間レースの常連であるSGCの意欲作がどのような走りを見せるのか、気になるところだ。