「S30Zはまだまだ進化できる!」計算し尽くされたエアロと最新ボルクが似合いすぎ【幻の東京オートサロン2021】

「S30Zはまだまだ進化できる!」計算し尽くされたエアロと最新ボルクが似合いすぎ【幻の東京オートサロン2021】

旧車に最新のTE37VSL2021リミテッドを合わせる!

フラップ形状のフロント&サイドで今時感アップ

「ノーマルの美しいフォルムを崩さず、これからのスタイルを創造すること」という一貫した開発テーマを掲げ、旧車向けのエアロパーツを展開するブランド“SPEED FORME(スピードフォルム)”。具体的には、タイヤ&ホイールの選択肢が多い16インチ〜17インチのインストールを想定したエアロデザインだ。

その拘りがよく現れているパートがオーバーフェンダーだ。大径ホイール&タイヤを組むと、タイヤハウス各部との干渉問題に悩まされる。それがシャコタン仕様なら尚更だ。そこでフェンダーはワイド化と同時にアーチ中央部を下げてデザイン。これにより、車高を落とさずともタイヤとフェンダーの隙間を狭めて視覚的にシャコタンを演出できるようにしたのだ。

製品はカーボン製とFRP製の2タイプが用意され、価格はFRP製がフロント4万円のリヤ5万円、カーボン製がフロント7万円のリヤ8万円という設定だ。

専用設計のリヤバンパーは、パラシュート効果の低減を狙った無数のベンチレーションがハイライト。この他、別バージョンでディフューザー形状のリヤバンパーもリリースされている。


超深リムのホイールは、最新のボルクレーシングTE37VSL 2021リミテッド。サイズはフロント9.5Jマイナス15、リヤ10.5Jマイナス25だ。組み合わせるタイヤはアドバンネオバAD08R(F205/45R17 R225/45R17)で、軽く引っ張る程度で履いているところも好印象だ。


フロントフェイスは、シンプルな形状のバンパーにフラップ形状のリップスポイラーというコーディネイトでレトロモダンを演出。フロントスポイラーはFRP製で5万円。リップスポイラーはFRP製が4万円、カーボン製が6万5000円となる。

サイドステップ(6万5000円)は、タイヤハウス内への空気の流れ込みを抑制するフラップをあしらった造形が特徴的だ。


ダックテールウイングもスピードフィルムのオリジナル。流線的に跳ね上げた形状はS30Zにドンピシャでハマる。装着しているカーボン製は6万5000円で、FRP製は4万円だ。


光り輝くエンジンは定番のL28改3.1L仕様だ。44φキャブ+等長タコ足+デュアルマフラーという3点セットで、往年の「ソレ・タコ・デュアル」を再現。ラジエターやオイルクーラーなどの冷却チューも抜かりはなく、ストリートはもちろんサーキット走行も不安なく楽しめるチューニングが施される。

オリジナルの雰囲気を尊重したコクピットメイクも流石の一言。ボディカラーに合わせてフロアマットやシートステッチ、シートベルトもオレンジで統一されている。

「憧れの旧車を、今風にカスタムして楽しみたい」。そんなエンドユーザーの願望を叶えてくれる仕上げは、S30Zというスポーツモデルの質をオリジナル以上に高めたと言えるだろう。

TEXT:三木宏章
PHOTO:金子信敏/三木宏章

●取材協力:スピードフォルム 大阪府羽曳野市郡戸46-10 TEL:072-930-1234